スイーツ好きさん、集まれ〜!「え、なにこれ!?」と二度見必至の、知られざるご当地スイーツが全国から続々登場!全国47都道府県に住む“よしもと住みます芸人”たちが、暮らして初めて知った「地元で長年愛されているお菓子」を、リアルな目線でご紹介します。観光だけじゃなかなか出会えない、でも地元の人にとってはド定番!そんなクセになるローカルスイーツを、笑いとツッコミを交えて深掘り!今回ピックアップするのは【宮城県】!仙台市を拠点に活動する住みます芸人・お野菜太郎さんが、知名度バツグンの定番からローカルならではの一品まで、地元民の目線で熱く語ります!
CONTENTS
宮城県 住みます芸人
お野菜太郎
お野菜太郎(おやさいたろう)……1984年11月4日生まれ。静岡県三島市出身。NSC東京校9期生。同期は「サルゴリラ」「ライス」「しずる」。東京時代はルミネ the よしもとで前説を務めるなど、実力には定評がある。2018年に3 代目農業住みます芸人 in 仙台に就任。農業住みますプロジェクトの終了に伴い、 2019年より仙台市太白区坪沼地区の地域おこし協力隊に任命。仙台市に住み、農業を中心とした活動を続ける。パンサー尾形を慕う後輩芸人で構成される「尾形軍団」のメンバーでもあり、交流も深い。
住みます芸人歴:2018年~
活動拠点:宮城県仙台市
レギュラー出演:BSよしもと「発信Liveジモトノチカラ!」、エフエムたいはく「おや? 再放送!?」
X(旧Twitter):@okawasota
Instagram:@0831taro
行列必至! 仙台土産界のニュースター「シーラカンス モナカ」
|シーラカンス モナカ (メゾン シーラカンス)
和と洋、塩と甘みが奏でる“対比がクセになる”味わい
「まずご紹介したいのが、行列が絶えない話題沸騰のスイーツ。 その名も――『シーラカンス モナカ』! 市内にある店舗に連日大行列ができる人気ぶり!
この最中を手がけているのは、宮城県が誇る世界的パティシエ・池田一紀さん。パティシエが作る最中ってどんなん!? って思うでしょ?
上品な甘さのあんこと、バター(フランス産!)がサンドされてて、甘みと塩気、サクサクの皮と、滑らかな餡&バター、その対比がたまらない!
クセになること間違いなしの新感覚最中なんです」(お野菜太郎さん 以下略)
大福界のオールラウンダー「喜久福」は、お茶屋さんの底力スイーツ!
|喜久福(喜久水庵)
仙台民、みんな持ってくる説。
「続いてご紹介するのは、お茶のお店『喜久水庵(きくすいあん)』で買える名物スイーツ、その名も『喜久福(きくふく)』。見た目はシンプルな大福。でも中にはたっぷりの生クリーム&あんこが入っていて、ひと口食べれば、絶妙バランスに感動すること間違いなし。
喜久水庵は宮城県内に店舗がたくさんあるので、どこでもサクッと買えるというありがたさ。
妻の実家が仙台でして、ある日親戚一同が大集合したことがあったんですが、そのとき、なんと集まった親戚のほとんどの手土産が喜久福でした(笑)お義母さんがそれをひとつずつ集めていく姿は、まるでカジノで大量のチップを回収するディーラーのようでした。忘れられない光景です」
瓦みたいな見た目にびっくり。「平かりんとう」は、もう“ネタになる土産”確定!
|伊達な町岩出山かりんとう(坪田菓子店 )
一斗缶で買っても食べ飽きない、岩出山かりんとう
「続いてご紹介するのは、宮城のご当地スイーツ界でも異彩を放つ存在――かりんとう。
地元民にとってかりんとうといえば『岩出山のかりんとう』。かりんとうって、あの黒くて細長いフォルムを想像するでしょ?! いいえ、『岩出山のかりんとう』は、平たくてまるで瓦みたいなビジュアルなんです。
地元ではなんと一斗缶で売られている商品も。いやいや、よっぽどのかりんとう好きじゃないと買わないでしょ、って思うでしょ? でもこれがよく売れてる(笑)。仲良くしてもらっているおじいちゃんは、このかりんとうを目当てに2時間かけて遠征してたからガチです。(……が、残念ながら売り切れ。がっかりしながら帰ってきたおじいちゃん、家から7分のホームセンターで一斗缶だけ買って帰ってました。……目的、完全に見失ってる!)
そんなかりんとう好きに支持されているのが、岩出山にある『坪田菓子店』。『昔ながらのかりんとう』のほかにも、坪田菓子店オリジナルの岩出山名物を使用した『凍り豆腐かりんとう』や『じねんじょかりんとう』など種類豊富なかりんとうが盛りだくさん!これは確かに食べ飽きない!」
【住んでるまちレポート!】“あの最中”のルーツがここに!榮泉堂の「バター最中」にも注目!
「さて、冒頭で紹介したシーラカンスモナカですが――実は県内に、そのルーツともいえるお菓子があるんです。 それが、宮城県丸森町の和菓子店・榮泉堂が作る『バター最中』!
写真を見てください。……ね!? 見た目、ほぼ一緒でしょ!? それもそのはず、実は、この榮泉堂は、シーラカンスモナカを手掛けたパティシエ、池田一紀さんのご実家なんですって。つまり、『バター最中』は『シーラカンスモナカ』の元祖ともいえる存在!
ここだけの話、この『バター最中』の方は、仙台圏の一部ミニストップ店舗で買えちゃうんですよ。行列が苦手な方は、元祖の味を試してみては?」
宮城のお菓子は実力派ぞろい! 地元に根付いた愛されスイーツを食べれば「宮城、また行きたいな〜」と思わずにはいられないはず。宮城スイーツの魅力、ぜひ体験してみてくださいね!
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