スイーツ好き必見!「えっ、こんなお菓子があったの!?」が満載の、知られざる“地元スイーツ”がザクザク登場! 全国47都道府県に住むよしもと住みます芸人が、暮らして初めて出会った「地元に根ざしたご当地お菓子」を愛と笑いを込めてご紹介! 観光じゃなかなか出会えない、でも地元で知らない人はいない……そんなツッコミどころ満載&クセになるスイーツたちを厳選! 今回は【徳島県】をクローズアップ! 小松島市を拠点に活動する住みます芸人、みっとしーさんが、徳島県のソウルスイーツ3選を、地元民のリアルな視点でご紹介します!
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徳島県住みます芸人
みっとしー
みっとしー……1985年4月17日生まれ。徳島県小松島市出身。NSC大阪校27期生。同期はミルクボーイ。大阪を拠点にコンビ「ビーフケーキ」として活動していたが、2017年に解散。ピン芸人として大阪で活動を継続していたが、拠点を徳島へ移し、2019年、徳島県住みます芸人として活動開始。地元を盛り上がるため、地元のイベントやテレビ、ラジオなどに出演している。趣味はキャンプ、特技はブラジリアン柔術。
住みます芸人歴:2019年5月~
活動拠点:徳島県
主な活動:徳島県のイベントのMCを務めるほか、ラジオやテレビに出演。農業の高齢化、過疎化に伴う耕作放棄地を少しでも減らしたいと、冬は県西部にある那賀町木頭地区で、柚子の収穫も行っている。
Instagram:@mittosii
なぜか徳島県民にとって身近な狸……それをモチーフにしたお菓子って!?
|金長まんじゅう(ハレルヤ)
チョコレート風味の皮と白あん……斬新な組み合わせにハマっちゃう!
「徳島では、『阿波狸合戦』という民話が有名で、その中に、『金長』という狸が登場します。その狸をモチーフにしてできたのが『金長まんじゅう』! 茶色いチョコレート風味の皮で、白あんを包み、狸の体を表現しているそうです。
チョコレートと白あんって合うん? と、思われるかもしれませんが、これが絶妙な組み合わせ!一度食べたらハマること間違いなしです!
徳島県民にとって、『金長狸』はとても身近な存在なので、徳島土産と言えば、まず『金長まんじゅう』をおすすめします! しかし、じつは県民でも、『阿波狸合戦』の内容を正確に知っている人は少ないんじゃないでしょうか?……すみません、僕もよく知りません……。それなのに、なぜか身近な『金長狸』……それが徳島県あるあるです!
確かなのは、『阿波狸合戦』の物語を知っていようがいまいが、『金長まんじゅう』のおいしさは変わらないということ!ぜひ一度、味わっていただきたいです!」(みっとしーさん 以下略)
見た目と中身のギャップをツッコミたい! 100年以上の歴史ある銘菓!
|ぶどう饅頭(日乃出本店)
自家製ミルク餡の、ハイカラな味わいにうっとり!
「皆さん、これのお菓子、何だと思います? この色、この形、そしてネーミング……どう考えても、果物のブドウのお団子ですよね!? ……でも、違うんです。正直、僕も騙されてました(笑)。
『ぶどう饅頭』は、武道信仰の四国の霊峰、『剣山』の参拝客へのお土産として作られたお菓子だそう。つまり、『武道』にちなんだ『ぶどう饅頭』なんです。
しかも、お団子ではありません!! お饅頭が、お団子みたいに串に刺してあるんです!
真実を知った時は、“果物、関係ないんかい! しかも、お団子じゃないんかい!”と、思わずツッコんでしまいました!
なんと『ぶどう饅頭』は、100年以上の歴史がある銘菓なんですよ! ミルクが練り込まれた自家製餡がとってもおいしいのですが、発売当初はハイカラなお菓子として、人気を博したそうです。皆さんも、ぜひ食べてみてください!」
原料はもち米と砂糖のみ! こだわりの原料から生まれた絶品お菓子!
|花嫁菓子(浅井製菓所)
結婚式とか関係なしに、ほおばりたい!もっちり食感と、やさしい甘味がたまらない!
「徳島では古くから、婚礼の時に、花嫁さんが、お祝いしてくれる近所の方々や子どもたちに、お菓子を配り歩く習慣がありました。そのときに配るのが、『花嫁菓子』です。僕も幼いときによく、“およめさんのお菓子”と呼んで、喜んで食べていました。現在では、婚礼の形式も変わり、結婚式の引き出物や、手土産などとして重宝されているようです。
『花嫁菓子』の原料はなんと、もち米と砂糖のみ!シンプルなおせんべいですが、サクッとやわらかい歯ごたえに、もっちりとした食感、口いっぱいに広がる、砂糖の優しい甘みが最高です!
上質なもち米を使用し、熟練の職人さんが、ほとんどの工程を手作業で作り上げているそうです。天候によっても微調整が必要となる、繊細な作業なんですよ。だから、こんなにおいしいんですね~。もう花嫁とか結婚式とか関係なく、ただただほおばりたい、絶品お菓子です!」
【住んでるまちレポート!】小説の舞台になった話題の絶景スポット!大パノラマのオーシャンビューは圧巻!
「第172回直木賞受賞作品の『藍を継ぐ海』。皆さん、もう読まれましたか? 徳島県の海辺の町で、ウミガメの卵を育てる女子中学生が主人公の表題作のほか、日本の各地域を舞台にした短編集です。
この本の表紙のモチーフになったのが、阿南市にある『蒲生田岬灯台』! 本を読んで、県外から訪れる方が増えているんですよ! 大パノラマのオーシャンビューが楽しめる、オススメの絶景スポットです! 多くの方に足を運んでいただきたいですね!」
徳島県のお菓子は、ツッコミどころ満載! ネタにもなるし、味もよし!いろんな意味で“おいしい”よ!
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