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田舎暮らしの本 11月号

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田舎暮らしの本 11月号

10月3日(金)
890円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

【2025年最新】草刈り機おすすめ機種|初心者からプロまで、ラクしてキレイをかなえる

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田舎暮らしライターが実体験から選び方をアドバイス!

広い庭や田畑の管理には作業効率に優れるラクな草刈機が必要だ。

場所を選ばず作業ができる刈払機だが、長時間の作業は体力を奪われる。夏の日中の作業は熱中症の恐れも高い。

田舎暮らしを始めて、はや15年目。毎年、初夏から秋は庭と田畑を合わせておよそ4反ある敷地の草刈りに追われる。

草刈り道具は、移住して最初の年に手に入れたエンジン式刈払機。使い慣れた道具だが、作業がラクかと聞かれれば、そんなことはない。1反の畑に1時間30分、2反の田んぼの畔を刈るのにも1時間かかる。真夏は涼しい早朝に作業をしないと、冗談ではなく死ぬ

以前、耕作放棄された田んぼを借りて整備したことがあり、そのときは中古のハンマーナイフモアを入手した。広さが3反5畝あり、刈払機ではとてもやりきれないと思ったからだが、これは正解だった。密生した背の高い雑草に覆われた田んぼは労せずきれいになった。ただ、このハンマーナイフモアは、程度の悪い中古だった。しばらく使っていたが、エンジンが逝ってサヨナラ。安く買えるのは中古の魅力だが、それなりのリスクは覚悟しなくてはいけない。

芝生を張った庭は自走式の芝刈り機で整えている。刈った後の芝は高さが揃い、はだしで歩いても気持ちがいい。芝生の庭にはなくてはならない道具だ。ロータリー式の自走草刈機なら草も芝も両方刈れるから便利だ。草刈り道具のファーストチョイスは万能に使える刈払機に違いないが、500㎡を超えるような広い土地や田畑の草刈りは、それだけではキツイ体力勝負になる。どんな道具でもひとつですべてのことはできない。環境に応じて、適した草刈機を使い分けるのが、効率的にラクして草を管理するコツなのだ。

この記事を書いた人

 

ライター/和田義弥
茨城県筑波山麓の農村で自給自足的暮らしを実践するフリーライター。約3反の田畑は刈払機、庭の芝生は自走式芝刈機で管理。一時期ハンマーナイフモアも所有していた。

 

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  • ハンマーナイフモアはロータリー式と比べてパワーがあり、硬い草、背の高い草、つる性の草、密生した草なども無理なく刈り取る。
  • ハンマーナイフモア「HMB80」(バロネス)
  • 斜面・畔草刈機は刈払機では体勢がきつく、乗用式やハンマーナイフモアでは転倒の恐れもある斜面の草刈りを安全に、ラクにできる。
  • スパイダーモアー「SP301A」(オーレック)
  • 自走式電動芝刈機は、静かに刈れるから早朝でも、住宅地でも気にならない。
  • ラジコン草刈機「HG-RCGC501-2」(ハンガー)
  • 環境に応じて、適した草刈機を使い分けるのが、効率的にラクして草を管理するコツだ。

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この記事を書いた人

和田義弥

和田義弥

和田義弥(わだ・よしひろ)_1973年茨城県生まれ。フリーライター。20〜30代前半にオートバイで世界一周。40代を前にそれまで暮らしていた都心郊外の住宅街から、茨城県筑波山麓の農村に移住。昭和初期建築の古民家をDIYでセルフリノベーションした後、丸太や古材を使って新たな住まいをセルフビルド。約5反の田畑で自給用の米や野菜を栽培し、ヤギやニワトリを飼い、冬の暖房を100%薪ストーブでまかなう自給自足的アウトドアライフを実践する。著書は『増補改訂版 ニワトリと暮らす』(グラフィック社)、『一坪ミニ菜園入門』(山と渓谷社)など多数。

Website:https://www.wadayoshi.com/

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