掲載:2020年9月号別冊付録
小型貨物車のHonda N-VANは、車中泊に充分な広々空間。人気YouTuberのwinpy-jijiiさんは、自作のテーブルと市販のベッドを導入して、快適な居住性を確保しています。
大小2つの天板で、4パターンのレイアウト!
変身テーブルが便利です
イレクターパイプと天板を組み合わせたテーブルを自分でつくってみました。天板は、ホームセンターで売っている90×180cmの合板です。これをノコギリでサイズ調整して、角にアールをつけています。裏面の片側にはジョイントを付けてイレクターパイプにはめ込み、もう片側は1本脚を付けて、安定させています。この1本脚は昔使っていたタープのポールをカットして再利用。地面につく部分は、家にあったマイクスタンドの脚部です。モノを無駄にしたくないので、再利用するのが好きなんです。
テーブルの天板は、最初45×116cmを1枚つくってサイドの窓側やリアゲート側に設置してカウンター風テーブルとして活用しています。また、リアゲート付近にイレクターパイプを取り付けてあるので、ここにもテーブルをはめ込んで、外で食事することもできます。
ただ、車内で嫁さんと向かい合って食事やお茶をしたいとき、真ん中あたりにこのテーブルを設置すると、前後の動線がふさがれてしまい、テーブルをまたぐことになるんです。それで、余った合板を使って82×43.5cmの小さい天板もつくりました。結果的に4パターンのテーブルレイアウトができたわけです。
N-VANは奥行き2m以上なので
2人で快適に寝られます
MGR製のベッドキットのマットは、クッション性が高いタイプもあるのですが、テーブルを設置することや車内を歩くことを考えて、パンチカーペット仕様のマットを選んでいます。このまま寝るとさすがに硬いので、寝袋の下にはサーマレストのクローズドセルマットレスを敷いています。このマット、軽くてコンパクトでおすすめです。
N-VANの助手席側はシートを完全に前に倒せば2mほどのスペースができて、2人で寝ることができます。1人で車中泊をするときは、テーブルを出したままでもスペースは充分ですよ。
ベッドの上で座ってくつろぐときは、キャプテンスタッグのチェア・マットが活躍しています。
あと、コンパクトなキャンプコットを積んでおくと、屋外でくつろぐときに活躍します。ジジイが持っているネイチャーハイクのキャンプコットは寝心地もなかなかのもの。車中泊やキャンプのときだけでなく、万が一の災害時にも役立つはず。
【関連記事】
winpy-jijiiのN-VAN車中泊/目立たないように目立たせるカスタマイズ
https://inakagurashiweb.com/archives/6416/
winpy-jijiiのN-VAN車中泊/パイプの活用&収納テクニック
https://inakagurashiweb.com/archives/6446/
winpy-jijiiのN-VAN車中泊/もっと快適になる!お気に入りアイテム
https://inakagurashiweb.com/archives/6618/
winpy-jijiiのN-VAN車中泊/おいしいキャンプ飯とコーヒー時間の過ごし方
https://inakagurashiweb.com/archives/6753/
YouTube
http://www.youtube.com/user/winpy23/
Instagram
https://www.instagram.com/jijii_70/
Twitter
https://twitter.com/winpy_ jijii
Blog
https://winpyjijii.naturum.ne.jp/
文/横澤寛子
写真/鈴木千佳
取材協力/マイアミ浜オートキャンプ場
滋賀県野洲市吉川3326-1
TEL:077-589-5725
http://maiami.info/
この記事のタグ
田舎暮らしの記事をシェアする