掲載:2020年12月号別冊付録
バンライフは、シンプルで無駄を省いたライフスタイル。夫婦でバンライフを楽しむYouTuber「とおるんよしみん」さんが、生活費、入浴・ゴミ出し、宿泊場所などについて具体的に教えてくれました。
【生活費】必要なものを必要な収入で
賄うミニマルな生活を実践
車中泊生活はあまりお金がかかりませんが、お金を稼ぐ方法も限られます。私たちはブログや動画の広告収入やライターなどのネットを活用した仕事が、主な収入源です。ときには企業から商品を紹介してほしいという依頼を受けたり、イベントのトークショーに出演することも。バンライフをしている人の中には、リゾートバイトなどをしている人もいます。
支出は、家賃や水道光熱費などの固定費がかからないことがメリットですね。もちろん、自炊して食費を抑えたり、安いガソリンスタンドを調べられるアプリを使ったり、安い温泉やシャワーを利用して入浴代を削減したりといった節約もしています。一方で、有料の宿泊場所やフェリー代といった出費が必要になることもあります。試行錯誤しながらやりくりすることも、バンライフの楽しさの1つです。
【入浴・洗濯・ゴミ出し】
生活に必要なことはどうしてる?
【宿泊場所】ネットにシャワーにゴミ捨ても。
有料スポットが結果的にお得!?
車中泊をする場所として私たちがよく利用しているのが、車中泊スポットのCarstay(カーステイ)。民泊予約のAirbnb(エアビーアンドビー)の車中泊版といえるもので、店舗やキャンプ場などの空いているスペースを、車中泊の場所として貸してくれます。
有料ではありますが、価格は1泊で500〜4000円くらいと、かなりリーズナブル。お風呂やシャワー、電源やWi-Fiがオプションで利用できる場合もあります。特に助かるのがゴミ捨て。ゴミや排水は、有料でも処分できるところがなかなかありません。無料で車中泊できる場所よりも、結果的にコストがかからない場合もあるんです。
Carstayには、ゲストハウスやシェアハウスなどの駐車場を利用しているものがあります。お風呂やトイレなどの施設を貸してもらえるだけでなく、ホストさんやシェアハウスの住民など、地元の方と交流できることも。各地に住む人たちと関わりができることで、バンライフはより充実したものになるんです。
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文:渡瀬基樹 写真:鈴木千佳
写真提供:とおるんよしみん
【取材協力】清水国明の森と湖の楽園
山梨県南都留郡富士河口湖町小立5606
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