八幡浜市(やわたはまし)は、愛媛県の西端にある日本一細長い半島「佐田岬半島」の付け根に位置している。北は瀬戸内海、南は宇和海の2つの海に面するまちで、古くから漁業が盛ん。多種多様な魚が水揚げされている。また、愛媛県11市の中で面積が最小で、都市機能が集約された、コンパクトシティという特徴も。市街地なら徒歩圏内に病院、大型スーパー、ドラッグストアなどがあるので、車がなくても生活が可能だ。海や山を感じられる周辺部に住んでいても、車で10~20分走れば買い物圏内に移動することができる。
2023年4月の情報です。
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掲載:田舎暮らしの本 2023年4月号
先人たちがひとつひとつ手で石を積み上げ作り上げたミカンの段々畑は、今の農業の礎となっているだけでなく、海とまちと段々畑という市独特の景観を生み出す。八幡浜を中心とした南予地域の柑橘栽培は、日本農業遺産に認定されている。
管理良好! コンパクトな家で山ライフ
小さな川、田んぼ、畑が近くにあり、山々に囲まれた場所に立地しているコンパクトな平屋建てで、管理良好。家の前に大きな道が走っているが、交通量は少なく、静かな山ライフを送ることができる。インターネット光回線を引き込むことが可能。
毎年国内外からトップ選手が参加するマウンテンバイクのレースがあり、JCF公認コース(八幡浜市民スポーツパーク)まで約3㎞と近い。最寄りの駅までは1.3㎞、スーパーまで5.4㎞となっている。
敷地内に車を3台置けるスペースがある。庭が広いので、テントを張るなど、アウトドアを楽しむことも可能。
風呂は薪で沸かすことになるのと、トイレが汲み取り式という部分がネックになるが、家が小さいので維持管理費が少なくて済むというメリットも。また、この物件にはキッチン設備がなく、水回りなどは修繕が必要となっている。
【物件データ】
愛媛県八幡浜市
150万円
土地:141坪・467㎡
延床:10坪・34㎡
菜園:あり
改修費補助:最大400万円
処分費補助:最大20万円
●2K●宅地●傾斜地●都市計画区域外●築35年●汲み取り式トイレ●予讃線双岩駅より約1.3㎞●近くに川が流れる山あいの物件。家の前は2車線の道路だが交通量は少なく、静かな環境。敷地は広く、駐車場は3台分。水回りなど部分的な補修が必要で、風呂は薪で沸かす。
●問い合わせ先:八幡浜市 建設課 ☎0894-21-3139
アルミサッシの玄関。正面は4.5帖の洋室、左手は広縁につながっている。
6帖の和室には大きな押入れと床の間がある。また洗面所(写真左)を通ってバスルームやトイレにアクセスできる。
バスルームはシンプルなつくりで、湯は薪で沸かす。薪さえあればガス代・電気代など気にせずに、熱い風呂に入ることができる。
トイレは汲み取り式だが、温水洗浄便座がついている。
【愛媛県 八幡浜市の魅力】
若年や子育て世帯、Uターン者に手厚い支援
愛媛県西端にある日本一細長い半島「佐田岬半島」の付け根に位置する八幡浜市。若年層の移住者の増加促進による活力ある地域社会の実現を目指した政策や、子育ての支援などを積極的に実施しいるまちだ。
八幡浜市はそのコンパクトさが一番の特徴で、中心地に生活利便施設が集まっており、市街地なら車なしでも生活ができる。また、周辺部は店の数が少なくなるが、中心地まで車で20分程度で行くことができるので、どこに住んでいても、生活はそれほど不便ではない。農作物などをお互いに分け合い支え合ってきた風土が残っており、周辺部になるにつれ地域・近所の繋がりも濃い。おすそ分け文化も今もなお健在だ。同じ八幡浜市でも、個人の希望するライフスタイルに合わせて居住地域を選ぶことが可能だ。
【道の駅 みなとオアシス八幡浜みなっと】
地域の素材を活かした産直・物販・飲食施設「アゴラマルシェ」、八幡浜漁港に水揚げされた新鮮な魚を直売する「どーや市場」、情報発信・地域活動の拠点「みなと交流館」などで構成された、八幡浜のシンボル。ベンチからは向灘(むかいなだ)の段々畑を眺めることができる。
【郷土飯「鯛そうめん」】
結婚式やお祝いの席などで食される郷土料理。小分けにしたそうめんの上に煮付けた鯛を丸ごと一尾乗せ、錦糸卵で飾り付けた華やかな一品。
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