今年の年末年始は9連休という人も多いはず。せっかくのお休みを存分に楽しむためにも、体調は万全にしておきたいものです。そこでこの記事では、医者が実践する「感染症の予防術」を紹介します! さらに、万が一罹ってしまったときにやっておきたい重症化対策や病院を受診すべきタイミングもあわせてお聞きしました。
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あなたは大丈夫? 感染症対策をあらためてチェック!
今年も残りわずか。休む間もない慌ただしい日々が続くうえに、寒さも重なり、風邪やインフルエンザ、コロナなどの感染症に罹ってしまった人が周囲にいるケースも決して珍しくありません。しかし、イベントや楽しみなことも目白押しな年末年始。できることなら体調を崩したくないのが本音でしょう。そこで今回は、内科医の久住英二先生に、実践している対策術から罹ってしまったときの対処法まで、お聞きしました。
\お話を伺ったのは/
久住英二先生
内科医・血液専門医。立川パークスクリニック院長。1999年に新潟大学医学部を卒業。虎の門病院で初期研修ののち、白血病など血液のがんを治療する専門医を取得した。血液の病気をはじめ、感染症やワクチン、海外での病気にも詳しい。
\久住先生が実践/感染症対策3選
①栄養摂取
【おすすめ食材】 |
忘年会をはじめとした宴会が続いて、栄養が偏りがちという人もいるかもしれません。しかし、食事は健康な身体を維持するための基本。久住先生は感染症対策として、「ビタミンD」を意識して摂っていると話します。
「日光に当たることで体内で生成されるビタミンDは、日照時間の短い冬場は不足しがちですが、風邪やインフルエンザ、コロナなどの感染症の発症を防いでくれる効果もあるといわれています。鮭やキノコのほかにも、卵黄などに豊富に含まれているので、これらの食材を積極的に選ぶようにしています」(久住先生、以下同)
②部屋の加湿
気温も湿度も低い冬場は、ほかの季節と比べてウイルスが活発に活動しやすい環境。外だけでなく、室内もエアコンで空気が乾燥してしまうので、加湿器と併用することがおすすめです。
「湿度を40~60%くらいに保っておくのが感染症予防には最適。リビングなど起きているときに使う場所だけでなく、意外と忘れがちな寝室もお忘れなく」
③鼻が詰まり気味なら、鼻うがい
鼻腔内に付着した細菌やウイルスを排出したり、鼻づまりを解消できたりする「鼻うがい」。知っていても、挑戦したことはないといった人も多そうですが、鼻の違和感を覚えたときにやっておくと、予防にも効果的なのだとか。
「鼻が詰まり気味なタイミングで鼻うがいをやっておくことで、鼻水だけで症状が治まることも。本格的な風邪を予防するだけでなく、風邪を早く治すためにも、鼻うがいは効果を発揮してくれます。鼻うがいセットも市販されているので、冬場は準備しておくと良いでしょう」
ほかにも、適度な運動や十分な睡眠といった定番の対策だけでなく、ワクチン接種も予防には効果的だと久住先生は話します。
「年明けもインフルエンザやコロナウイルスの流行が予想されます。年末年始も感染症予防はしっかりとされることをおすすめします!」
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