掲載:2022年5月号
2022年3月中旬の情報です。
掲載物件はすでに契約済みの場合があります。
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落花生の産地として全国的に知られる八街市だが、じつは東京へも余裕の通勤圏に位置している。近年はリモートワーク候補地としても注目される八街の人気エリアを取材した。
高齢者が暮らしやすく災害にも強い農業のまち
八街といえば落花生。落花生は「8」の字に似ていて、横にすると「無限大」……そんな大きな可能性(?)を秘めた八街市は、千葉県のほぼ真ん中に位置する、農業が盛んなまちだ。
東京と比較して地価が安いため、都心まで通勤する人や、土地柄、成田空港関連の仕事に就いている人が多い。自家用車は必須だが、市が運営する「ふれあいバス」が、駅、市役所、スーパー、公民館、病院など主要施設を巡回しており、駅前の特産品販売店「ぼっち」が買い物代行サービスを運営するなど、お年寄りにも優しい。
「生まれも育ちも八街」という、ステップハウジングの梅澤享社長によれば、「八街は祭りが盛んで、11月の八街大祭では7地区の山車が一斉に集い壮観です。市のほぼ全域が高台に位置しているので、水害の心配がないと昔からいわれています」
住野地区は八街でも一番人気のエリアで、JR総武線榎戸駅から車で5分ほど。バブル時に分譲され、商業施設が近いなど、生活に便利なエリアだ。この地区には住民が多いため、防犯の面でも安心だ。
紹介する物件は、築35年の住宅を完全リフォームしたもの。特に浴室、トイレ、洗面、キッチンなどの水回りは最新設備に入れ替えてあり、きれいだ。
「じつは八街は賃貸物件も多くて、当社では1500件を管理しています。アパートで月3万円台、戸建てで5万〜6万円程度ですので、まずはお試しで賃貸に住んでみるのもいいかもしれません」(梅澤社長)
周辺には、落花生の収穫が体験できる観光農園や、愛犬と泊まれるリゾート施設、乗馬クラブなど、さまざまな施設がある。日帰り観光で八街を体験してみよう。
【物件データ】フルリフォーム済みで菜園も可能! 便利な環境の2階建て住宅
千葉県八街市住野(すみの)
●価格/930万円
●土地面積/ 42坪・140㎡
●延床面積/ 23坪・79㎡
●間取り/3LDK
●地目/宅地
●地勢/平坦地
●法令制限/都市計画区域内非線引き
●築年数/35年
●トイレ/水洗
●交通/総武本線榎戸駅から徒歩21分
■特徴/駅から車で5分の場所に位置する分譲地の一戸建て。浄化槽使用料が月3500円(下水道使用料なし)。コンビニへ1km、スーパーへ2km、酒々井プレミアム・アウトレットへ3km、小学校へ1.8km、中学校へ1.5km、保育園へ2.6km、郵便局へ1.7km。
●取引態様/売主
●問い合わせ/(株)ステップハウジング ☎︎043-444-8100 http://www.h-step.co.jp/
【八街市の物件相場】
ステップハウジングでは中古住宅をフルリフォームして転売するケースが多いというが、リフォームなしの物件では安いもので300万円ほど。フルリフォーム済みで1000万円弱、新築で1800万~2200万円。住野地区では更地で坪2万円から。駅から離れると坪数千円の物件もあるとか。駅前の物件が売りに出ることはまれ。
農業のまち・八街の貸農園情報
愛犬と一緒に楽しめる観光農園
「つくしファーム」は週末ファームライフ・自給自足ライフといった「スローライフ」を提案する貸農園で、無農薬野菜を栽培できるほか、ペットと一緒に楽しめるパーティールーム、レストランを併設。施設全体がカントリー風にデザインされ、「映えスポット」として都心からの愛犬家に人気だ。「プレミアムプラン」では畑、駐車スペース、デイキャンプができる30坪程度の広さの土地が借りられる。
☎︎047-401-0734 https://tuku-shinbo.com/
八街の魅力はこれ!
【八街市】移住支援情報
就労・住まい・子育て3本の柱で移住者を応援!
八街市では大きく3つの分野で移住者をサポートしている。「就労支援」では「農業後継者育成支援給付金事業」(月額2万円×24カ月)など、「住宅支援」では住宅リフォームの一部を補助するなど、「子育て支援」では、高校生等までの医療費補助、子育て短期支援事業などだ。詳しくは「やちまた暮らし応援サイト」内の八街市移住・定住ガイドブック「八街物語」をチェック!
問い合わせ/八街市企画政策課 ☎︎043-443-1114
「やちまた暮らし応援サイト」
https://www.city.yachimata.lg.jp/site/iju/
文/中山茂大 写真/阪口 克 写真提供/八街市
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