暖かい田舎の300万円以下の家 熊本県宇城市(うきし)
※掲載している物件は2021年1月上旬の情報です。すでに契約済みの場合があります。
空き家バンク物件情報はこちらをチェック→宇城市空き家バンク
一年を通じて温暖な地域で のんびり田舎暮らしをしたいという人に 300万円以下の売家をピックアップ。
関東近郊や関西の海近物件、 九州北部エリアの温泉が近くにある広びろとした日本家屋などをご紹介します!
2021年3月号掲載
物件リポート
(↑「一見、狭い敷地に見えますが、裏が広びろ!趣味の工房をつくってもいいかも?」と、地域振興課の寺田さん。)
世界文化遺産の港へすぐ!広い庭がある平屋の古民家
明治三大築港の1つ、三角西港へ車で数分。
築150年以上の古民家の背後には、正面のこぢんまりとした外観からは想像できないほど広い庭が広がっている。
床や天井、壁の修繕は必要だが、水回りなどはそのまま利用可能。
海のそばで家庭菜園を楽しみたい人は必見だ。
宇城市データ
九州のほぼ中央に位置する宇城市。 経済の大動脈である国道3号と宮崎県へつながる国道218号との結節点に位置する、海と田園風景、そして都市機能に恵まれたまちだ。 柑橘類やラン、豊かな海で育つ三角牡蠣やジビエが特産品。 阿蘇くまもと空港から九州自動車道経由で約30分。 |
物件データ
駅近、海近の古民家
お問い合わせ:地域振興課 ☎0964-32-1906 改修にかかる費用(概算) 床の張り替え80万円 ※すべての床を張り替えた場合 移住後にかかる費用 自治会費月額1000円 参加したほうがよい行事 区の総会が年1回ある。そのほか、年に1~2回、1時間ほどの美化活動(地域掃除)も行われる。 |
古民家の魅力がたっぷり 冬でも家庭菜園ができる家
(↑広縁越しに裏庭が見える8畳間と6畳間。 障子や欄間、ガラスなど、古民家の魅力が満載。)
有明海と不知火海に挟まれた宇土半島(うとはんとう)の先端にある三角西港(みすみにしこう)は明治20年開港。
石積み埠頭をはじめとした当時の施設がほぼ原型のまま残り、港湾都市のすべてがユネスコの世界文化遺産にも登録されている。
そんな歴史的建造物から約2km、宇城市と上天草市を結ぶ天城橋(てんじょうきょう)近くというロケーションに立つのが今回紹介する物件だ。
「正面から見るとこぢんまりとした印象を受けますが、裏に回ってみてください。建物の6倍ほどの広い庭があるんですよ」そう話すのは、地域振興課の寺田宜正(てらだよしまさ)さん。
(↑昔はもう1軒家が立っていたところを更地にした裏庭。広めの家庭菜園も可能。)
築約150年。年代物の建具や欄間、レトロなガラスなどに趣が感じられ、昔の雰囲気が好きな人にはたまらないだろう。
風呂やトイレ、キッチンは1980年に増築されたので、きれいな状態。
ボイラーはそろそろ交換が必要かもしれない。
(↑DK部分にはレトロな食器棚も付いている。水回りは補修不要ですぐ使える。)
(↑キッチンから続く広縁。裏庭への出入りはここからが便利。)
海が近く、山からの吹き下ろしもある立地なので、湿気の影響は少なからずある。
フローリングはフワフワした踏み心地で、天井もたわんでいる部分があるため、修繕が必要となる。
(↑玄関ホールは床が湿気を含みフカフカしている。天井にもたわんだところがあるので補修を。)
しかし雨漏りの形跡はなく、床下もシロアリ対策の排気口が設けられているので、建物の基礎には影響なさそうだ。
「九州全般の特徴として、夏は降水量が多く台風に気をつけなければなりませんが、冬はほとんど氷点下にならず、雪もめったに降らない過ごしやすい気候です」(寺田さん)
世界遺産が間近にある温暖な海のまちで、広い庭を活用した家庭菜園などを楽しみながら暮らしたい人にぴったりな家だ。
(↑明治三大築港のうち、唯一完璧に現存する「三角西港」。港湾都市すべてが世界文化遺産に登録されている。温暖で潮風が心地よい石積みの埠頭は散策もオススメ。)
(↑三角線三角駅へ850mと徒歩圏内。 駅前はすぐ海で、緑地公園などもある。)
(↑物件から約900mのところにある 直売所「サンサンうきっ子 みすみ」。)
(↑普段の買い物に活用したい、スーパ ーマーケット「ゆめマート」へは車で約3分。)
(↑総合病院にも近い。済生会みすみ病院へは物件から車で約6分。)
宇城市移住支援情報
誰もが住みやすいまちを目指す
(↑宇城市の空き家バンクでは、空き家のほか、空地も紹介されている。)
移住者だけではなく、住民すべてが住みよいまちを目指して支援を行う宇城市。
特に出産や育児、教育、福祉などの分野のサポートが充実している。
空き家バンクにも力を入れており、1月15日現在で登録数は66件。
最新情報は宇城市移住支援サイトの中の物件情報(https://www.city.uki.kumamoto.jp/q/list/361.html)で閲覧可能。
お問い合わせ:地域振興課 ☎0964-32-1906 https://www.city.uki.kumamoto.jp/ukinisum/
海が近くに感じられるまちです!
(↑地域振興課 寺田宜正さん)
熊本県移住支援情報
(↑阿蘇地域・高森町にあるパワースポット「上色見熊野座(かみしきみくまのいます)神社」。)
南部や海岸部などは年間平均気温17℃前後と、暮らしやすい気候の県。
「熊本県移住定住ポータルサイト」では、移住セミナー情報や市町村の移住施策、空き家バンク情報など、県内の移住情報を発信している。
東京、大阪、熊本に専任の相談員を配属しているほか、オンラインでの移住相談も可能。
(↑古民家レストランから中継で、オンライン移住相談会を開催。)
お問い合わせ:地域振興課 ☎096-333-2181 https://www.kumamoto-life.jp/
※掲載している物件は2021年1月上旬の情報です。すでに契約済みの場合があります。
※空き家バンクは定住を目的としている場合も多く、補助金が交付されるためには各種条件があります。詳しくは各自治体にお問い合わせください。
※敷地面積は田畑や山林などを含まないことがあります。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、見学時期については必ず自治体とご相談ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止でイベントなどが変更になる可能性があります。必ず事前にご確認ください。
※取材にあたっては、マスク着用やアルコールなどでの消毒、事前の体温測定など新型コロナウイルスへの感染予防策に万全を期しております。
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