覚えるだけですぐ上手くなる!?
プロ直伝・薪割りクサビのコツ!
薪割りクサビのコツは、なんといっても薪に対して、垂直に薪割りクサビを立てて、ハンマーで叩くことだ。薪割りクサビが斜めになると、力が外に逃げてしまい、なかなか割れない。
はまちゃんさんがよく聞かれるのは、「節は割れるのか?」「丸太は割れるのか?」という質問だという。
「節のある薪の場合は、薪割りクサビ側(上部)に節がくるように薪をセットし、打ち込むことがポイントです。そうすることで、まず節を叩き割り、薪もきれいに割ることができます。
丸太の場合は、『丸太の中心』ではなく、『丸太の端』にクサビの先端をはわせ、丸太から薪をつくるようにして割っていきます。
「また、地面が土や芝生のように柔らかいところでは、地面がクッションになり、薪割りクサビの威力が弱くなってしまいます。ですので、薪割りクサビで薪を割るときは、コンクリートや石、または薪割り台や薪を置いて、その上に薪を乗せて、割ってみてください。
先程も言いましたが、薪割りクサビの特徴は子どもでも扱える手軽さにあります。もちろん、子ども1人で薪割りをやらせるのは、思いもよらない危険がありますので、しっかり保護者が見守っていてほしいです。しかし、実際に子どもが薪割りを楽しいと思ってくれるケースも多く、どうすれば上手く割れるかを子ども自身が考え、きれいに割りたいという欲求も出てきます。
子ども中心でお話ししてしまいましたが、大人も楽しく薪割り作業ができます。実際にやってみると、手軽さを感じていただけると思います。自然と触れ合うきっかけにもなるので、ファミリーで薪割りを体験してほしいですね」
最近、アウトドアやキャンプのシーンで、薪割りクサビが注目されつつある。キャンプ場で買った薪を割るときに、ナイフをバトニングするより安全で、家族と楽しめるアクティビティにもなる。
「冬が近づくと、薪ストーブ生活が待ち遠しくてしかたがないんです(笑)。薪割りクサビで薪をつくる作業自体が、好きなんですよね。簡単で安全ですから、年齢性別を問わず楽しく作業できます。薪ストーブの使用頻度がアップするに違いないですよね」
【総評】
■軽いから疲れにくい
500g以下の薪割りクサビは、ハンマーも軽くでき、力を最小限に抑えられる。
■安全に薪割りができる
薪割りクサビの頭(上部)には、鋭利なものがないので、思い切りハンマーを叩いても、刺さるものがなく安全。
■簡単に薪割りができる
薪割りクサビに上から力を加えるだけで薪が割れる。ハンマーが振れる(5歳前後の)子どもの力でも薪割りができる。
■値段が安い
4,000円程度で購入することが可能。
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