掲載:2022年10月号
2022年9月上旬の情報です。
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長野市は、長野県北部に位置する県庁所在地。古くから善光寺(ぜんこうじ)の門前町として栄え、今も情緒あふれる街並みと、充実した都市機能を備える。一方、市街地を離れるとすぐに里山の風景が広がり、雄大な自然も身近だ。今回は農家資格が必須となるが、畑163坪、田21坪付きの物件をピックアップした。
長野市の玄関口長野駅。北陸新幹線で東京から最速1時間21分で訪れることができる。
今回紹介する物件からの眺め。移住者が多い信更(しんこう)地区にある。
新規就農者向け農地付き物件
南向きの傾斜地に立つ、日当たりと眺望のいい物件。水回りを中心に改修が必要となる。
移住者受け入れに熱心に取り組む信更地区にある農家物件。土地面積は畑163坪、田21坪込みで、家から離れた場所に農地、原野、山林がある。広い農地が付いているため、取得に当たっては農家資格が必要。長野県外からの移住者(60歳未満)は改修補助金を利用できる。
【物件データ】
長野県長野市
130万円
土地:4915坪・1万6249㎡
延床:33坪・110㎡
菜園:184坪・608㎡
改修費補助:最大130万円
家財処分費補助:最大10万円
●6DK●宅地、畑、田●傾斜地●都市計画区域外●築年数不詳●汲み取り式トイレ●長野自動車道更埴ICより車で約25分●大岡温泉へ約7.8km、道の駅「信州新町」へ約9.5km。土地の内訳(宅地:548.76㎡、畑:5筆・2,357.52㎡、田:10筆・1,491㎡、原野:1筆・52㎡、山林:20筆・11,800㎡)(土地は点在している)。土砂災害警戒区域内(急傾斜地)。
●問い合わせ先:長野市企画課 ☎026-224-7721
↑ 1階にある6帖和室2間は南向きで明るい。
↑ 6帖の和室と連なる4.5帖の和室。キッチンの隣にあるので、襖を外して10.5帖のリビングとして使うのもいいだろう。
↑ 2階の6帖の和室も南向き。カーテンを開けると絶景を眺めることができる。
↑ キッチンの設備は古いが、DIYのリフォームでもお洒落になりそうだ。
↑ 風呂の湯沸しはバランス釜。現代的な給湯器を設置したいところだ。
↑ トイレは汲み取り式なので、簡易水洗にするか、合併浄化槽を導入して水洗にしたい。
【長野県 長野市の魅力】
移住者の農的生活を応援
都市機能を備えた市街地から、日本の原風景が残る中山間地域までをカバーする長野市。空き家バンク物件に付いている1000m²未満の農地をセットで取得できる制度もある。まずはオンライン相談を。
善光寺平の一角、真田十万石の城下町である松代にある松代荘。松代温泉は歴史が古く、 その昔、日蓮上人が疲れを癒やし、武田信玄の「隠し湯」といわれた効能高い温泉。
2022年4月、長野市街地から車で30分、標高約1,000mの大座法師池(だいざほうしいけ)のほとりに「nagano forest village(長野フォレストヴィレッジ)」がオープン。仕事もできる心地よいカフェ、初心者にもやさしいテントサイト、雨天でも遊べる子ども向けアクティビティ、地場の産品などが豊富に並ぶマルシェなど、この施設だけでもさまざまな方法で利用することができる。
野菜を具材にした長野県の郷土料理「おやき」。オーソドックスな野沢菜はもちろん、いろんなバリエーションを味わいたい。
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