■空き家バンクの実績
不動産情報が少ない田舎では、空き家バンクが強い味方となる。ここでは、2022年度の実績を見てみました。
香川県高松市 たかまつし
移住者と空き家のマッチングを支援。定期的なオンライン移住相談も実施
都会の便利さと、田舎ののどかさがほどよくマッチしたコンパクトな都市。瀬戸内海特有の温暖な気候に恵まれ、災害が少なく、穏やかな暮らしが実現できる。市では空き家改修補助事業により移住者と空き家のマッチングを支援している。また「かがわ住まいネット(香川県運営)」では、立地など希望に沿った空き家情報が閲覧できる。定期的なオンライン移住相談のほか、サイト「高松市移住ナビ」では「たかまつ移住応援隊」へ直接相談も可能。
問い合わせ:高松市移住・定住促進室 ☎087-839-2143
https://www.takamatsu-iju.jp/
■地域おこし協力隊
過疎地域などに移り住み、さまざまな地域活動を行いながら、その地域への定住・定着を図る地域おこし協力隊。任期があるが、移住へのきっかけとして大きな役割を果たしています。
北海道東川町 ひがしかわちょう
日本で最も多くの地域おこし協力隊が活躍中!
「写真の町」東川町は全国でも珍しい、地下水を生活水とするまち。ちょうどいい人や物との空間を大切にする「適疎(てきそ)」な町づくりを行う。町の好きな事業に投資する「ひがしかわ株主制度」や夏に開催される「写真甲子園」など、さまざまな事業で多くの地域おこし協力隊が活躍している。
問い合わせ:東川町税務定住課 ☎0166-82-2111
https://higashikawa-town.jp/settledown
■シニア向け移住セミナー
長野県箕輪町 みのわまち
“ほどほどの田舎”箕輪町には幅広い年齢層が移住
東京・名古屋から車で約3時間の箕輪町は、町内どこでも最寄りのスーパーまで車で15分程度の利便性が魅力だ。毎月開催している町のオンラインセミナーには20代~70代が参加。シニアも参加可能なセミナーも企画。空き家購入後の改修や片付けに関する補助制度には年齢制限がなく、近年は幅広い層が移住。
問い合わせ:箕輪町企画振興課 ☎0265-79-3153
https://www.town.minowa.lg.jp/hodohodo/index.html
■起業・開業セミナー
山口県山口市 やまぐちし
起業に関する相談会を定期開催
本州最西端の山口県の県庁所在地で、豊かな自然と便利さが心地よいバランスで同居するまち。産業交流スペース「Megriba(メグリバ)」では、コワーキングスペースが利用できるほか、起業に関する相談会を定期的に開催。移住の下見や就職活動での訪問では、交通費と滞在費を補助(最大10/10)。
問い合わせ:山口市定住促進課 ☎083-934-4646
http://www.sumusumuyamaguchi.jp/
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