文・写真/佐藤尚 掲載:2021年5月号
サクラ咲く美山町(みやまちょう)のかやぶきの里
京都市の北にある南丹市美山町は、1000年以上前から若狭(福井)と京の都を結ぶ「西の鯖街道」が通る交通の要衝。
知井地区の北集落には茅葺き民家が多数現存し、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。
集落の入り口にある丸い赤ポストが印象的で、春はサクラ、やがてアジサイ、ヒマワリ、ソバ、コスモス、そして雪と、茅葺きの里のカレンダーはいつも自然の色彩だ。
お問い合わせ:(有)かやぶきの里 ☎︎0771 - 77 - 0660
さとう・たかし●風景写真家。1963年、福井県生まれ。少年期を南米・ペルーで過ごす。47都道府県の農村や自然などを対象に撮影を続ける。 http://www.satophoto.net
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