長野市と白馬村のほぼ中間に位置する小川村(おがわむら)は、面積の約7割を森林が占め、標高500~1000mにある集落で人びとが暮らすことから“北信のマチュピチュ”とも呼ばれています。村内各所から雄大な北アルプス連峰を望むことができ、「信州の自然百選(景観選)」や「信州サンセットポイント百選」にも選ばれています。小川村の郷土食でもある「おやき」にちなんだポータルサイト「おやき研究所」を立ち上げ、移住に関する情報発信を行っています。
小川村は「桜の里」。春には民家のまわりや山々に桜が雄大に咲き誇り、毎年4月中旬には桜祭りが開催されます。「立屋の桜」は、推定樹齢350年、樹高15mのエドヒガンザクラで、墓の守り桜として、鎮魂と真夏の暑さをさけるために植栽されたと伝えられています。昭和54年に村の天然記念物に指定されました。
小川アルプスライン沿いにある「アルプス展望広場」は、南は野口五郎岳から北は白馬・乗鞍岳まで北アルプスが一望できる絶景ポイント。天気のいい日には北アルプスに夕日が沈む幻想的な光景も見ることができ、「信州の自然百選・サンセットポイント百選・景観選」に選ばれています。無料観光望遠鏡、車椅子用トイレもあり、ドライブ途中の立ち寄り先としてオススメです。
広大な敷地にたたずむ大きな古民家
村の中心部に立つ古い農家住宅で、直売所がある道の駅「おがわ」まで1㎞、村役場や小・中学校まで2.8㎞。物件からJR長野駅へは車で約40分、白馬駅へは車で約25分、スキー場や北アルプス登山口までも車で30分以内に到着できます。
物件は、10SLDKで、築年数不詳の古民家ですが、水洗トイレなど一部リフォーム済み、屋根も2022年に改修済みです。2階の板戸は交換が必要なほか、経年劣化により2階の床などある程度の補修が必要となります。宅地内には蔵や作業スペースがあり、家の目の前は畑になっています。また近隣に田畑を借りることも可能なので、本格的に農業に取り組みたい人にオススメです。家財道具が残されていますが、空き家活用事業補助金が活用できます。
【物件データ】
長野県小川村
300万円
土地:622坪・2057㎡
延床:76坪・253㎡
菜園:あり
改修費補助:最大100万円
処分費補助:最大20万円
●10SLDK●宅地、畑、原野●平坦地●都市計画区域外●築年数不詳●水洗トイレ●長野自動車道長野ICより車で約40分●村の中心部を含む高府地区に位置する。元農家住宅らしいどっしりとした外観と趣ある内観が特徴の古民家。畑と蔵付きなので、野菜づくりや農業に興味のある人にオススメ。一部をリノベーションして店舗にしても。車で、村役場へ約3分、道の駅「おがわ」へ約2分。
●問い合わせ先:小川村総務課 ☎026-269-2323
広い玄関と玄関ホール。靴箱はそのまま使えます。玄関は土間となっています。
1階には、田の字に和室が4つ並び、ほかに和室と洋室が1部屋ずつあります。どっしりとした趣ある梁など、農家住宅らしい風情が楽しめます。残っている家財道具の片付けには、空き家活用事業補助金が活用できます。
2階の和室は、床の一部にへこみなどが見られます。
2階には板敷の作業スペースがありますが、こちらは床の補修が必要です。
ダイニングキッチンにある木製のシステムキッチンは、古いタイプでいくつかを組み合わせていますので、改修してもいいかもしれません。ガスコンロ、食器棚などが付随しています。
窓があって開放的で明るい浴室です。床と壁の一部はタイル貼り、シャワーと混合栓付きです。
水洗にリフォームされたトイレ。温水洗浄便座付きで、きれいな状態です。
大きな蔵が付いています。1階には農機具などが置けます。
蔵の内部です。古い道具や棚などが残っていて、昔の暮らしの様子や農業の様子を垣間見ることができます。
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長野県小川村の魅力を紹介!
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