そもそもミニマリストになったきっかけってあるの?
(訳あり物件買取プロ調べ)
そもそも、「物を持たない暮らしを始めたきっかけ」とは何だったのでしょうか?
同調査によると「掃除・片付けが大変」という理由が最も多く、108人が回答しています。なかには、「物があることで掃除の邪魔になる。そのため不要品はすぐフリマアプリなどに出品することを心がけている」(20代 男性)、「整理整頓が苦手で、物を減らしたら楽になるかと思った」(30代 女性)といった意見があり、やはり家事の中でもストレスを多く感じる“掃除”の負担を少しでも軽くするために、ミニマリストになった人が多いことが分かります。
掃除をするときには物をいちいち移動しないといけませんが、物が少なければその分の手間を省くことができます。掃除や整理整頓を楽にしたいという人は、家の中の物をできるだけ減らしてみてもいいかもしれませんね。
ミニマルな暮らしを始めたきっかけ、2位となったのは「引っ越しをした」(96人)です。「引っ越しを2度経験して、ダンボールに入れたまま一度も使わなかった物が多くあることに気づきました。『不要な物は持たないほうが次回引っ越しの際に便利』と感じたため、物を減らしています」(20代 男性)、「引っ越して部屋が狭くなり、物を極力持たずにいたいと思うようになりました」(50代 女性)といった理由が挙げられています。引っ越しの際に荷物が多いと、手間がかかるだけでなく出費がかさんでしまいますから、できるだけ運ぶ物は減らしたいですね。また、引っ越しと不要品の処分を繰り返すうちに「自分にとって本当に必要な物」が見えてきて、自然と物が減った人もいるようです。
続いての3位は、「物が多くてストレスだった」(80人)というきっかけでした。その理由には、「物の量が多くなって、管理するのが大変になったから」(30代 女性)、「所有物が多すぎて、息苦しくなった」(40代 女性)といった意見が挙がります。家の中の状態は、心理状態に大きな影響を及ぼすといわれています。物が多すぎると、「常に物が目に入ってリラックスできない」「探し物が多くわずらわしさを感じる」などのストレスを感じてしまい、しっかりと心を休めるために物を持たない暮らしを始めた人もいるようです。
4位は「部屋を広く使いたい」(56人)、続く5位は「ミニマリスト・周囲からの影響」(45人)という結果になりました。
同ランキングで印象的なのが、6位の「節約したい」(37人)です。「物が多いと散らかるうえ、余計な物を買いがち。買ってからしばらくして『同じ物があった』と気づくなど、無駄遣いもしているから」(30代 女性)、「貯蓄を重視しているうちに、自然と物を買わず必要以上に持たないようになった」(50代 男性)などの理由が挙がり、節約するために物を減らした人もいれば、節約しているうちに自然と物が少なくなった人もいました。ミニマルな暮らしが定着してくれば、「物を増やしたくない」という気持ちがストッパーとなり、衝動買いや無駄遣いによる不必要な出費をなくすことができるかもしれません。
そして、10位にランクインしたのは「遺品整理・終活を意識した」(20人)という理由。回答したのはほとんどが40代以上の方でした。「両親が亡くなって実家の片付けをしたときに、物が多くて大変な思いをしました。『自分の子どもに同じ思いをさせてはいけない』と考えるようになりました」(60代以上 男性)といったコメントもあって、親族の遺品整理を経験したり、終活を意識する年代になったことをきっかけに物を減らした人が多いことが分かります。
↓↓次のページでは「物を持たない暮らしのメリット」を紹介!↓↓
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