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田舎暮らしの本 2月号

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1月5日(月)
990円(税込)

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【田舎暮らしの困ること】公道から離れた土地に住んだら、冬になってから雪と格闘する生活に

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田舎でのお悩みを、田舎暮らしのベテランライターが回答。雪国で起こりえる除雪の苦労。どんな土地を選べばいいのかをアドバイスします。

田舎暮らしの困ること。公道から離れた土地に住んだら雪かきが大変

北国で200万円の売地を発見。公道から200mくらい離れていますが、安いと思い購入。すぐに家を建てました。初めての冬、雪が40㎝くらい積もりました。前面道路まで除雪してくれると思っていたら、役場の担当者は「私道は自分でやってください」と言います。私道から進入路を延ばして家を建てたので、毎朝2時間も雪かきです。
青森県在住 新見さん●38歳

北国での土地選びは、除雪も頭に入れて

 公道から離れた格安物件を購入した新見さんは、敷地に面した道路も行政が除雪してくれると信じていた。ところが、私道は対象外で通勤前に2時間も除雪に追われている。

 私道でも、定住者なら行政による除雪が行われたり、補助金を支給する自治体もあるが、近年はどこも財政難。自ら好んで人里離れた山奥に住みながら雪は他人任せ、というのは筋が通りにくいのだ。

 雪がたくさん積もる田舎は、陸の孤島になりかねない。いくら土地が安くても、公道から遠く離れた場所は危険。自分でブルドーザーを操作できる人でなければ、避けたほうが無難だ。

どこに雪を捨てるかも想定した敷地利用を

 私道がたった200mでも、幅3mの道に40㎝の雪が積もれば、25mプールで半分くらいの量になる。さらに、進入路の奥に家を建てると、その部分の雪も加わる(下の図参照)。

自分で除雪が必要になる場所

 スコップでの作業は大変なので、家庭用除雪機の導入を検討すべきだ。国産の新品なら小型で30万円前後だが、数万円の安い中古を入手した移住者もいる。

 雪の捨て場にも要注意。雪国では車庫を設けるのが普通だが、その周りに物置などがあると、次第に雪の捨て場所がなくなる。庭や畑がその機能を果たすので、どこに雪を捨てるかも想定した敷地利用を考えたい。

 北国の住宅は、幹線道路沿いにあるものが多い。広い土地がもったいないと感じるかもしれないが、雪国で進入路が長過ぎるのは考えもの。建築場所も工夫が必要だ。雪国では1階を車庫にした高床式住宅も見かける。雪かきの手間が大幅に軽減するので、それも選択肢の1つだ。

敷地に長い進入路があれば除雪機も必要
敷地に長い進入路があれば、除雪機も必要。操作は素人でも難しくない。

 

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この記事を書いた人

山本一典

山本一典

田舎暮らしライター/1959年、北海道北見市生まれ。神奈川大学外国語学部卒業。編集プロダクション勤務を経て、85年からフリーライター。『毎日グラフ』『月刊ミリオン』で連載を執筆。87年の『田舎暮らしの本』創刊から取材スタッフとして活動。2001年に一家で福島県田村市都路町に移住。著書に『田舎不動産の見方・買い方』(宝島社)、『失敗しない田舎暮らし入門』『夫婦いっしょに田舎暮らしを実現する本』『お金がなくても田舎暮らしを成功させる100カ条』『福島で生きる!』(いずれも洋泉社)など。

Website:https://miyakozi81.blog.fc2.com/

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