ホップの栽培面積日本一で、最近では特産のホップを活かした「ホップ収穫祭」や「ビアワーケーション」など、ビールに関するイベントも盛り上がりを見せている岩手県遠野市(とおのし)より、300万円の物件情報が届きました。遠野市は、米や野菜、肉用牛の生産などを中心とした農業や、市の8割以上を占める森林を活かした林業など、1次産業を基幹産業に据えた自然豊かなまちです。昔ながらの曲り家などの原風景や、カッパが目撃されたといわれる「カッパ淵」など、市内各地に柳田國男の『遠野物語』の舞台となった場所が数多くあり、人と妖怪が共存していたと思わせる雰囲気を感じることができます。
岩手県の東南部に位置する遠野市は、市の全域が北上川の支流である猿ヶ石川(さるがいしがわ)の最上流域にあたり、中央部は北上山地(きたかみさんち)最大の盆地である遠野盆地となっています。田園風景と森に囲まれた自然豊かな風景が広がり、この景色に魅せられて移住する人もいるようです。観光客はもちろん、起業するために移住する人や二拠点生活を送る人も増加中です。
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2024年5月の情報です。
すでに契約済みの場合があります。
最新情報は で・くらす遠野 をご覧ください。
馬とホップ、そして美しい日本の原風景が広がる「民話の里」岩手県遠野市
北上山地中央部の盆地に位置する、自然豊かな岩手県遠野市(とおのし)。昔ながらの曲り家など日本の原風景が残り、民俗学者・柳田国男が著書『遠野物語』で「民話のふるさと」として紹介したことで全国にその名を知られるようになりました。市内各所には『遠野物語』で描かれた民話の舞台が点在し、カッパが目撃されたといわれる「カッパ淵」や火防の神様を祀った「新里愛宕神社(にいさとのあたごじんじゃ)」など、今でも訪れる人が絶えません。
馬の放牧風景を見ることができる荒川高原
全国有数のウマの産地として知られる遠野市は、馬事文化と深い結びつきがあり、本州で唯一、乗用馬市場が開催されているのも遠野市です。初夏になると広大な荒川高原でウマたちの放牧が行われる光景が見られ、「遠野馬の里」では乗馬体験もできます。6月2日(日)には「全国やぶさめ競技」が開催されます。
かつての農家の生活様式を知ることができる「遠野伝承園」
遠野地方のかつての農家の生活様式を再現した「遠野伝承園」。国の重要文化財指定の南部曲り家(※)「菊池家住宅」や遠野物語の話者「佐々木喜善(きぜん)」の記念館などがあり、昔の暮らしぶりを知ることができます。7月中旬から8月末には、伝承園にて楽しいイベントが盛りだくさんの「遠野カッパ夏祭り」が開催されます。
※曲り家…母屋と馬小屋をL字型に連携させた昔の建築方式の家のこと
最寄り駅は、JR釜石線の遠野駅になります。東京駅からは、東北新幹線の新花巻駅まで約3時間20分、新花巻駅から遠野駅まで釜石線で約1時間。飛行機利用の場合、いわて花巻空港から遠野市内までエアポートライナーで約1時間15分(要予約)です。
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