京都の世界遺産「仁和寺」
京都市右京区にある「仁和寺(にんなじ)」は、888(仁和4)年に創建された格式ある寺院で、世界遺産にも登録されています。国宝や重要文化財が多く所蔵されている同寺院では、2024年6月1日から夏限定オリジナルデザインの切り絵御朱印を頒布しています。
| 国の重要文化財を描いた『紫陽花と五重塔』
夏限定切り絵御朱印『紫陽花と五重塔』は、国の重要文化財である「五重塔」を中心に、紫陽花(アジサイ)、入道雲、そして猫をモチーフにしたデザインとなっています。
薄紫のグラデーションの台紙に切り抜かれた五重塔は、息を呑むほどの緻密さ。紫陽花と入道雲によって涼やかな夏の雰囲気が表されています。また、紫陽花の影にひっそりと猫がたたずんでいますが、実は仁和寺を建てた宇多天皇は大の“猫好き”で知られているんです。
こちらも数量限定で、なくなり次第終了となります。ぜひ五重塔の前でこの切り絵御朱印を重ね合わせ、仁和寺の夏の風景と歴史を感じてみてください。
■仁和寺
2024年夏限定の切り絵御朱印:『紫陽花と五重塔』
授与日程::2024年6月1日(土)~ ※数量限定のため、なくなり次第終了
住所:京都府京都市右京区御室大内33
電話番号:075-461-1155
世界遺産の島・宮島にある「大聖院」
広島県廿日市市にある宮島。「嚴島神社」が世界文化遺産に登録されていることで有名ですが、古来から島全体が神が宿る御神体といわれています。そんな宮島で最も歴史の古い寺院が「大聖院」で、弘法大師・空海が806(大同元年)年に創建したと伝えられています。ここで2024年6月1日から頒布開始しているのが、『夏祭り』と『トンボと杓子(しゃくし)』の2種類の限定切り絵御朱印です。どちらも数量限定でなくなり次第終了となりますので、気になる人はお早めにご確認ください。
| 宮島踊りをモチーフにした『夏祭り』
宮島の夏祭りを称えるこの切り絵御朱印は、戦国時代から宮島で舞われていた念仏踊りを起源とする「宮島踊り」をモチーフにしたデザイン。深い歴史と伝統を象徴する宮島踊りが描かれ、祭りの活気と精神が繊細に表現されています。約500年前の物語が込められた『夏祭り』を手に取り、優雅に舞い踊る人々の躍動感を感じてみてはいかがでしょうか。
| 日本の伝統工芸を象徴した『トンボと杓子』
トンボと杓子をモチーフにした切り絵御朱印。宮島で伝統的に製造されている飯杓子(しゃもじ)である「宮島杓子」の形状が描かれています。宮島杓子は、寛政の時代(1789~1800年)に宮島・光明院の修行僧であった誓真さんが考案し、製作方法を島民に教えたことで広まったと伝えられており、この切り絵御朱印には日本の伝統工芸の美しさが象徴されています。また静寂の中に舞うトンボには、微細な金箔が施され、夏の輝きが上品に表されています。
ぜひ夏の爽やかな青空を背景に、『トンボと杓子』の御朱印を眺めてみてはいかがでしょうか。
■大聖院
2024年夏限定の切り絵御朱印:『夏祭り』『トンボと杓子』
授与日程::2024年6月1日(土)~ ※数量限定のため、なくなり次第終了
住所:広島県廿日市市宮島町210
電話番号:【本坊】0829-44-0111【弥山】0829-44-2071
出典・写真提供:株式会社ELternal
↓↓御朱印のいただき方と注意点↓↓
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