OEM供給も含めた販売台数はスズキ系、ダイハツ系ともほぼ同じ
スズキ キャリイとダイハツ ハイゼットの違いは、トランスミッション、ビッグキャビン仕様での荷台の考え方が主なもので、そのほか、ユーザーにとって装備やボディカラーが希望に合うかということになってくるようです。
最後にユーザーはどう選んでいるのでしょうか。販売台数(2023年4月〜2024年3月)を調べてみると、スズキ キャリイ/スーパーキャリイが57,389台、ダイハツ ハイゼット トラック/ハイゼット トラック ジャンボが65,530台となっていますが、OEM供給も含めると、72,013台と72,705台とまったくの互角になっています。
■軽自動車トラック 販売台数(2023年4月〜2024年3月:全国軽自動車協会連合会調べ)
・スズキ系 合計72,013台
スズキ キャリイ/スーパーキャリイ 57,389台
日産 クリッパートラック 9,764台
三菱 ミニキャブトラック 2,897台
マツダ スクラムトラック 1,963台
・ダイハツ系 合計72,705台
ダイハツ ハイゼット トラック/ハイゼット トラック ジャンボ 65,530台
トヨタ ピクシス トラック 4,096台
スバル サンバートラック/サンバートラック グランドキャブ 3,079台
「スズキ キャリイ KX 2WD 4AT仕様」スペック全長×全幅×全高 3,395×1,475×1,765㎜ |
「ダイハツ ハイゼットトラック エクストラ 2WD CVT仕様」スペック全長×全幅×全高 3,395×1,475×1,780㎜ |
文:近藤暁史
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近藤暁史
こんどう あきふみ|編集・ライター。男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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