Come On MR HOUSE! 日本家屋でMeta Quest 3をデモ体験!
MR HOUSEは、普段は民泊などにも使用されている場所だという、都内にある日本家屋で実施されました。しかし、最先端のMR体験ができる場所とは程遠い雰囲気……。だからこそ、コンセプトの「4畳半あれば、何でもできる、何にでもなれる」を効果的に体現できる場所として選ばれたのでしょう。
ここからは、MR HOUSEでのデモ体験をレポートしていきます。
Meta Quest 3でできること■ ペット不可物件でも、バーチャル猫と暮らせる!アプリ「もっと!ねこあつめ」で、バーチャル猫と触れ合い、癒やしの時間を過ごせます。 ■ 自宅を理想の仕事環境に変身!アプリ「Immersed」を使えば、パススルー機能で現実空間にバーチャルモニターを設置し、マルチタスクが可能になります。 ■ 家具の配置をシミュレーションして、失敗なしの模様替え!アプリ「joyverse」で、バーチャル家具を実際に部屋に配置して、サイズ感や色味をリアルに確認できます。 ■ 思い出の写真や動画を、臨場感あふれる空間に蘇らせる!アプリ「空間ビデオ」や「パノラマ」で、3D立体視やまるで写真の中にいるような感覚で、思い出を再体験できます。 ■ 自宅を映画館に! 大迫力の映像体験を楽しめる!YouTubeなどの動画配信サービスを、巨大スクリーンで楽しめます。 ■ ゲームやワークアウトで、楽しみながら運動不足を解消!アプリ「LES MILLS BODYCOMBAT」で、バーチャルトレーナーの指導を受けながら、エクササイズできます。 |
Come On MR HOUSE! SCENE01 「ペット不可物件で猫を愛でる!」
自分の家がペット可物件ではないことで、ペットを家族に迎え入れることを諦めている人も多いでしょう。また、家族に動物アレルギーがあってペットとともに暮らすことができない場合もあります。そんな人にオススメなのが、複合現実を活用してバーチャルの猫を自分の家に呼び一緒に遊べる『もっと!ねこあつめ』というアプリを使用したMR体験です。
Meta Quest 3を装着すると、土間の部分に『もっと!ねこあつめ』でおなじみの猫が出現! 撫でられて気持ちよさそうに目を閉じる猫。めちゃくちゃ可愛い! コントローラーで選択すれば、餌やおやつをあげたり、猫じゃらしで親交を深めることも可能。実際に猫を飼っている筆者でも、バーチャルの猫は、別腹でした。
Come On MR HOUSE! SCENE02「マルチスクリーンで夢の仕事環境を構築」
リモートワークが増えている昨今、自宅でも快適な仕事環境を作ることが仕事の効率化を図るためには重要! とはいえ、そんな場所などの余裕もない……という人も少なくないのでは? だがしかし、Meta Quest 3があれば、大きなデスクやたくさんのモニターを購入せずとも理想の仕事環境が構築できちゃうんです!
実際にMeta Quest 3を通して見ている画面。バーチャル上の画面は実際に操作することも可能で、配置を自由に変更することもできる。
『Immersed』というアプリを使えば、パススルー機能で現実空間にあるパソコンの上に複数のバーチャルスクリーンを配置することが可能(無料版では最大3個まで)。これによって、ウェブサイトを見ながら書類を作ったり、YouTubeを観ながらMessengerでメッセージを送ったり、マルチタスク環境が整えられます。Meta Quest 3は持ち運びが可能なので、出張先や旅先でのパソコン作業はもちろん、ネットカフェなどでも使用が可能。狭い家でも旅先でも、快適な環境で仕事ができるのはまさに夢のよう!
Come On MR HOUSE! SCENE03「自分の部屋のインテリアをシミュレーション」
都会から田舎へ移住するのはもちろん、賃貸物件生活では引っ越しはつきもの。引っ越しのたびに頭を悩ませるのは家具の配置です。前の家で使っていたものがサイズが合わず、やむを得ず処分することになったりします。新たに購入するのは楽しいものですが、失敗もつきものとあって、慎重に対応しないといけません。寸法を計り、色味を計算してバランスを整えるなど、購入までにかなりの準備が伴いますよね。そんな労力をゼロにするのが、Meta Quest 3の複合現実を使用する『Joyverse』というアプリ。
Meta Quest 3で見える家具の選択画面と、実際の室内にバーチャル家具を配置してみた様子。
たとえば、バーチャルのソファを自分の家に置いてみて、サイズ感はどうか、ほかの家具とのバランスはどうかなどを確認したり、色を選んだりすることが可能。ほかにも壁紙などを変えるシミュレーションもでき、新しい生活をイメージすることが容易になっています。アメリカではすでにショッピングサイトと連動していて、シミュレーションに使用した家具をそのまま購入することもできるそう。日本での連携は、まだ未定とのことですが、実際にショッピングができれば、さらに、利用価値が高まるでしょう。
家具を選び配置をしている様子。選んだ家具は、様々な場所に置いたり回転させて向きを変えることもできるので、サイズ感や雰囲気などをリアルに体感することが可能。家具選びの失敗もなくなりそう。
Come On MR HOUSE! SCENE04「日々の思い出に浸る空間に没入する」
旅行先で撮った写真画像や動画は、楽しかった「あの頃」を思い出すのに欠かせないもの。ですが、Meta Quest 3の立体視が可能な『空間ビデオ』や、まるで写真の中に自分がいるような感覚に浸れるMeta Quest 3の『パノラマ』機能を使用すれば、思い出を“より臨場感のある形”で楽しむことができるんです! iPhone 15 Pro/Pro maxの機能を使用するのですが、撮影も簡単にでき、その画像や映像を楽しさ倍増にしてくれるんです!
旅行先などで撮影した画像や動画を、自宅で大迫力で楽しむことができます! 実際にMeta Quest 3を装着すると、圧倒的な広大さや迫力を感じること間違いなし!
動画も立体視映像化することにより、楽しそうに遊び回るペットの姿がまるでそこにいるかのよう。ビデオレターとして動画を送るのもいいかも知れませんね。
Come On MR HOUSE! SCENE05「ベッドルームを最高の映画館に」
Meta Questは、YouTubeをはじめ、人気の映像配信サービスが視聴可能なので、自分の部屋に巨大なスクリーンを表示し、自分専用のシアタールームを作ることができます。スクリーンは、コントローラーで簡単に移動でき、天井にバーチャルスクリーンをレイアウトすれば、ベッドでリラックスしながら映画や動画コンテンツを大迫力で観ることができるんです。また、映画館のようにスクリーンのまわりを真っ黒にするシアターモードを選べば、作品の世界観により没入しやすくなるのでおすすめです! 映画はもちろん、音楽ライブやスポーツ観戦も大迫力で楽しむことができます。
天井のバーチャルスクリーンに夢中な筆者。スクリーンの大きさも自由に変更できるので、ベッドルームを映画館やライブハウス、スタジアムに変えることが可能。この機能、寝不足になること間違いなし!
Come On MR HOUSE! SCENE06「自宅で気軽にワークアウト」
Meta Questの複合現実を活用することで、日頃の運動不足を解消することができるようになります。『LES MILLS BODYCOMBAT』というアプリでは、画面にトレーナーが現れ、日々のワークアウトメニューを楽しくガイドしてくれるんです。ケーブルもないオールインワンタイプのヘッドセットだからこそ、動きを制限されず、のびのびと体を使うことができるんですね。
猫パンチのように見えますが、かなり真剣にワークアウト中の筆者。日頃使わない筋肉を動かすことができるので、たった5分程度のデモンストレーションに合わせて体を動かしただけでも、次の日に筋肉痛に……。
『LES MILLS BODYCOMBAT』は、飛んでくる物体をパンチで避けるワークアウト。こぶしに当たった感覚もあって、かなり実践的。
Meta Quest 3は、最新の複合現実技術を駆使して、手軽に多種多様なエンターテインメントを楽しむかけがえのないバーチャル体験を提供してくれます。仕事に追われたり、家事や育児に忙殺されたりするなかで、自分だけの時間を持つことが難しい人にとって、映像視聴、ワークアウト、ペットとのふれあいなど、求めるエンターテインメントを手軽に体験させてくれる夢のようなガジェットです。さらに、自宅での作業環境も一段と向上させることができる!
まさに「4畳半あれば、何でも可能、何にでも変身可能」を具現化したアイテム。この複合現実の世界で、もの足りなかった日常に新たな彩りを加えてみるのもいいんじゃないでしょうか。
一度使えば手放せなくなってしまうほどのクオリティで、「買ってよかった!」と思えるレベル★★★です!
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田舎暮らしの本編集部
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