エアコン掃除の手順
エアコンを使用する前にやっておきたい、エアコン本体のお手入れを紹介していただきました。
①コンセントからプラグを抜く
安全のため、電源を切るのはもちろんのこと、電源プラグをコンセントから抜いて作業するようにしましょう。
②フィルターのホコリ取り
エアコン掃除といったら、やっぱりフィルターのお手入れが必須。まずは、前面のパネルを開け、エアコン内部のフィルターを取り外します。
取り出したフィルターに溜まったホコリは、まずは掃除機で吸い取るのがベター。それでも取り除けないホコリは水洗いして取り除くようにしましょう。
「水洗いをする際、ブラシでこすったり、40℃以上のお湯につけたり、漂白剤をかけたりすると、変色や変形、破損の原因に。フィルターをお掃除する機能がある場合は、そちらを活用しながら汚れが気になったタイミングで、お掃除機能がない場合は2週間に1回程度のこまめなお掃除を行い、無理なく汚れを落とせるようにしておくと良いでしょう」(福田さん)
フィルターを濡らした場合には、風通しの良いところで陰干しします。
「早く乾かしたいと、ドライヤーやストーブ、直射日光を使いたくなる気持ちもわかるのですが、こちらも変色や変形のリスクがあるので、陰干しを徹底してください」(福田さん)
③本体やルーバーの汚れ取り
フィルターを乾かしている間に、本体まできれいにするとgood。基本的にはから拭き、どうしても取れないしつこい汚れがある場合には、濡らした雑巾で拭きましょう。エアコンの上に溜まったホコリもお忘れなく。
④フィルターを取りつけて、試運転を行う
エアコン本体にフィルターを取り付けます。 水洗いをした場合は、フィルターが完全に乾いてから戻すようにしましょう。
取り付けられたら、あとは設定温度を30℃にして15~20分ほど試運転を行い、エアコンから問題なく暖かい風が出ているかを確認しましょう。
「しばらくエアコンを使っていないと、溜まっていたホコリや内部に発生していたカビが一気に吹き出すので、窓を開けながらの試運転がおすすめです」(福田さん)
ハードルが高いように思われるエアコンのお掃除も、自宅でやりたいのは実はこれだけ。まだ暖かい秋のうちに済ませ、心地良い冬を迎えましょう。
取材協力:パナソニック
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