②血流・リンパの流れを促進
免疫を活性化させ、ウイルスをやっつけるためには、血液循環を良くすることも重要です。「ストレッチやウォーキングなど、無理のない範囲で軽く身体を動かすのも効果的」と久住先生は話します。また、入れる体力があるなら入浴も◎。
「免疫細胞が最も活発に働いてくれるのは、体温が37~38℃のときなので、お風呂に入る体力があるなら、38~40℃程度のお湯に浸かって身体を温めるのもおすすめです」
運動にせよ入浴にせよ、無理は禁物ですが、できるようであれば取り組んでみても良いでしょう。
③飲酒・喫煙は避ける
嗜好品で心を落ちつけたいと手を伸ばしてしまうという人もいるかもしれません。ただし、お酒やタバコは、さまざまな要因から、回復を遅らせる元凶になるそう。
「アルコールは、体内で発生している炎症を悪化させたり、ウイルスや細菌の除去能力を低下させたり、さらには脱水を招いたりと数々の悪影響が……。そして、タバコも、ただでさえ落ちてしまっている免疫力を低下させるだけでなく、白血球の働きも抑制させてしまうため、回復に時間を要してしまいます。少なくとも治るまでは禁酒・禁煙を徹底してください」
④薬を飲む
薬を使わずに治したことを自慢する人もいますが、薬を頼るのも大切なこと。
「治るまでのスピードは変わらないかもしれませんが、症状を落ち着かせ、楽に過ごせることにこしたことはありません。症状に合った薬を飲んで、とにかく休養に努めましょう」
ただし子どもの場合、解熱剤として有名な「アスピリン」の使用は厳禁です。
「子どもがインフルエンザなどに罹ってしまっているときに、アスピリンを使ってしまうと、重大な脳障害を引き起こす可能性があります。市販薬を使う際には、使用上の注意をしっかりと読んでから使うようにしてください」
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