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田舎暮らしの本 2月号

最新号のご案内

田舎暮らしの本 2月号

1月4日(土)
990円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

県民のソウルフード「芋煮」から、冬の家庭料理の名物「ひっぱりうどん」まで、寒い地域だからこその鍋料理大国・山形県の鍋を紹介!

執筆者:

冬の庄内を代表する「真ダラ」を食べつくす冬の定番鍋 ~どんがら汁【山形県】~

冬の庄内を代表する「真ダラ」を食べつくす冬の定番鍋「どんがら汁」(山形県)

 どんがら汁は、鱈汁、寒鱈汁などとも言われ、山形県庄内地方を代表する鍋料理。冬の庄内地方を代表する魚「真ダラ」をぶつ切りにして、内臓までも豪快に鍋に入れて味わう。もともとは漁師が浜で食べていたのが始まりとされている。「どんがら」とはアラのことで、頭、内臓、骨、ヒレなどの総称。寒鱈は捨てるところがない魚といわれており、頭から尻尾まで余すことなく使うのが特徴で、脂ののったあぶらわた(肝臓)のとろけるような甘さは何とも言えない味わいだ。毎年1月には酒田市や鶴岡市を中心に「寒鱈まつり」が開催され、どんがら汁が振る舞われる。

冬の庄内地方を代表する魚「真ダラ」(山形県)
寒の時期(1月上旬~2月上旬ごろ)に獲れるマダラを寒鱈と呼び、冬の庄内で、誰もが心待ちにする海の幸。

↓どんがら汁のつくり方はこちら
https://nmai.org/kyodo/kyodo-fuyu/dongara.html

↓寒鱈まつりなど、庄内の観光や物産購入についてはこちらから
https://www.shoko-corpo.jp/bussan/

 


 ほかにも、山の恵みである山菜とキノコをふんだんに使った「山菜鍋」や、酒どころならではの上質な酒かすを利用した「粕汁」など、からだが温まる鍋料理や汁ものが山形県にはたくさんある。鍋を食べに山形県へ出かけてみてはいかが。

文/横澤寛子・水野昌美
※この記事は、田舎暮らしの本 2025年
1月号をもとに加筆しています。

この記事の画像一覧

  • 地域で味も素材も異なる山形県の芋煮(写真提供:日本一の芋煮会フェスティバル協議会)
  • 山形県の「日本一の芋煮会フェスティバル」では、大鍋で芋煮を楽しむ(写真提供:日本一の芋煮会フェスティバル協議会)
  • 山形県の「日本一の芋煮会フェスティバル」には大勢の人が集まる(写真提供:日本一の芋煮会フェスティバル協議会)
  • 鍋からうどんをひっぱる雪国・山形ならではの楽しみ「ひっぱりうどん」(山形県)
  • 鍋からうどんをひっぱる雪国・山形ならではの楽しみ「ひっぱりうどん」の材料
  • 冬の庄内を代表する「真ダラ」を食べつくす冬の定番鍋「どんがら汁」(山形県)
  • 冬の庄内地方を代表する魚「真ダラ」(山形県)

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田舎暮らしの本編集部

田舎暮らしの本編集部

日本で唯一の田舎暮らし月刊誌『田舎暮らしの本』。新鮮な情報と長年培ったノウハウ、田舎で暮らす楽しさ、心豊かなスローライフに必要な価値あるものを厳選し、多角的にお届けしています!

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