「田舎暮らし向き古民家」を見つける5つのポイント
これまで3回にわたって古民家の選び方、買い方、直し方をレクチャーしてきました。古民家は柱や梁、囲炉裏、土蔵などに目を奪われがちですが、傷みは目に 見えない部分に隠れています。例えば、屋根材や土台など。できればプロ の判断を仰ぐのが無難ということを念頭に置きつつ、下の5つのポイントを押さえて古民家選びにチャレンジしてみてはいかがでしょう。
▶見た目に惑わされない
古民家は空き家になると、傷みが一気に加速する。特に雪国の建物は、 構造体に傷みが出やすい。空き家になって2年以内が狙い目だが、管理 状態などで大きく違ってくる。
▶空き家になって2 年以内が狙い目
ていねいに住んでいた家、定期的に管理をしてきた家は、築年数に関係 なく長持ちするものだ。内部を見学すれば素人でも判断できるので、しっ かりチェックしよう。
▶築年数より管理状態
ていねいに住んでいた家、定期的に管理をしてきた家は、築年数に関係なく長持ちするものだ。内部を見学すれば素人でも判断できるので、しっかりチェックしよう。
▶移住者の転売物件
移住者が転売する古民家は、リフォーム済みがほとんど。特に定住してい た建物なら、大きな欠陥は見つからないものだ。ただし、流通量は少ない ので、粘り強く探す必要がある。
▶地域住民の一員になる自覚を
古民家の大多数は、農村集落にある。そこでは住民同士が冠婚葬祭を 手伝ったり、清掃活動・道普請・堰普請といった共同作業が欠かせない。 移住者もその自覚を持とう。
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