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田舎暮らしの本 12月号

最新号のご案内

田舎暮らしの本 12月号

11月1日(金)
890円(税込)

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PR大分県

「住みたい田舎ベストランキング」で全部門第1位に輝いたまちで子育て【大分県豊後高田市】

温泉の源泉数・湧出量日本一を誇る「おんせん県おおいた」。そんな大分県にあって、本誌2021年版「住みたい田舎」ベストランキングで初の全部門第1位に輝いたのが豊後高田市(ぶんごたかだし)。愛知県から移住した菊永さん夫妻は、特に豊後高田市の「子育て環境のよさ」に強くひかれた。

豊後高田市

菊永昌章(きくながまさあき)さん、裕美(ゆみ)さん、陽向(ひなた)ちゃん、悠斗(はると)くん。愛知県で昌章さんはトラック運転手として勤め、裕美さんは子育てに専念。長女が誕生したころから移住や家の新築を考えるように。菊永さん夫妻は豊後高田市へ移住し、定住促進無償宅地にこだわりの家を建てた。

子育てしやすいまちで、こだわりの住まいを新築!

 幼稚園や小学校、スーパーが1.5km圏内に揃い、真玉海岸や3つの温泉施設へ3㎞前後。目の前には田園が広がり、緑豊かな山々が見晴らせる。ここ真玉(またま)住宅団地に新居を構えたのが、愛知県から移住した菊永昌章さん・裕美さん夫妻。

 「私たちの両親は愛知県のマンションなどで暮らし、そこが故郷だという気持ちにはなれませんでした。子どもたちには安らげる故郷をつくってあげたいという思いと、田舎暮らしへの憧れから、移住を考え始めたんです。そんなとき父の故郷の豊後高田市に行くことがあり、子育て支援が手厚いことを知り、このまちへの移住を決めました」

 そう話す裕美さんと昌章さんが住まい探しを始めたところ、紹介されたのが定住促進無償宅地。すぐに気に入り、2021 年3月から仮住まいをしながら新築計画を進め、8月に2LDKの平屋が竣工した。

豊後高田市

自然素材や省エネ仕様を取り入れたエコハウスは、伝統的な日本家屋の趣と快適性を両立。

豊後高田市

菊永さんが仮住まいに利用した西真玉のエコハウスモデル住宅。市ではお試し暮らし施設として貸し出している。

豊後高田市

菊永さん夫妻の移住計画に触発され、裕美さんの両親と弟家族も愛知県から移住。菊永邸の隣に家を新築して暮らしている。

 「壁の珪藻土は自分たちで塗り、ウッドデッキもDIYで設置予定。広い庭を生かして倉庫やピザ窯もつくりたいですね」

 と昌章さんは意気込む。

 現在2人は市内で働きながら、住みよい環境を日々実感している。

 「四季の変化が感じられ、子どもたちも楽しそう。地域の皆さんが優しくて、偶然お会いした農業委員会の方にブルーベリー栽培を考えているとお話ししたら、農地をお借りする手配までしてくださったんです」

 と、裕美さん。

 「将来は夫婦で観光農園を営めたら」と新たな夢も膨らませている。

豊後高田市

陽向ちゃんが通うキラリいろ幼稚園にて。「先生方はとても優しく、少人数の幼稚園なので、娘はのびのび過ごしています」と裕美さん。

豊後高田市

昔懐かしい商店街の風情を再生した「昭和の町」。週末などにボンネットバスが走る。

豊後高田市

市内には泉源が異なる温泉が6つある。菊永さんは移住前の打ち合わせ時に真玉温泉山翆荘(スパランド真玉)を宿泊利用。日帰り利用もできる。

大分県豊後高田市はこんなまち

国東半島の西側に位置し、周防灘、里山、温泉といった自然の恵みがあふれる豊後高田市。中世から続く仏教文化や遺跡、「昭和の町」など魅力的な名所が多く、世界農業遺産に認定された地域もある。大分空港から車で約45分。

豊後高田市の頼れる“ミカタ”

【移住前後の困りごとを一緒に解決】
「楽しい暮らしサポーターズ」

楽しい暮らしサポーターズでは、生活にまつわる多様な相談に対応。元地域おこし協力隊の移住者を含む4人が事務局を務め、各分野で活躍中のサポーターとともに地域住民との橋渡しも行う。相談時に役立つ「暮らしの相談カード」(メンバー施設での500円利用券付き)は事務局や地域活力創造課で配布。

お問い合わせ先:楽しい暮らしサポーターズ事務局

☎080-1798-4189(代表:遠藤)

E-mei:lbuntakakurashi@gmail.com

https://bungotakadakurashi.jimdofree.com

豊後高田市

華道家の阿南美和さんは事務局を務める1人。花・食・泊「花琳舎(かりんしゃ)」を営んでいる。

【移住者向けに整備した無料の定住宅地】
「定住促進無償宅地」

豊後高田市ではマイホーム新築の夢を後押しするため、移住者向けに無料の定住宅地を整備し、現在第2次予約を受け付けている(先着順)。全35区画の真玉住宅団地は1区画82~158坪、全7区画の都甲(とごう)住宅団地は同90~99坪。どちらも市内中心部から車で10~15分と、適度に便利で静かな環境が魅力。

お問い合わせ先:地域活力創造課

☎0978-25-6392

豊後高田市

なだらかな斜面を整備した真玉住宅団地。「周囲が開けた環境です」と地域活力創造課の江口央倫さん。

【豊後高田市の移住担当者よりみなさまへ】
きめ細やかな173項目の支援が自慢です!

登録物件の豊富さが魅力の空き家バンク事業をはじめ、ハッピーマイホーム新築応援奨励金や空き家リフォーム事業補助金、子育て応援誕生祝い金など、173項目の支援策を用意。きめ細かな移住・定住対策が奏功し、近年は移住者を中心に転入者が転出者を上回る「社会増」となっています。

お問い合わせ先:地域活力創造課

☎0978-25-6392

https://bungotakada-iju.jp

豊後高田市

「2022年1月に田舎暮らし体験プログラムを予定しています」と江口さん。

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