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田舎暮らしの本 12月号

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田舎暮らしの本 12月号

11月1日(金)
890円(税込)

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東京×鰹節、千葉×落花生…全国47都道府県の代表名産で作ってみたら「うまい!」クラフトジンが誕生!話題の「県ジンプロジェクト」徹底紹介!

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ジントニックやソーダ割りなど、カクテルベースとして人気を集めるジン。近年はさまざまな素材を使った「クラフトジン」の流行もあって、いろいろと試しているという人も多いのではないでしょうか? そんな人にこそ見逃せないのが、「県ジンプロジェクト」。スターマーク株式会社が手がけるこのプロジェクトでは、全国47都道府県の名産品を使ったご当地ジンを生み出す企画が進められているんです。今回は、そんな「県ジンプロジェクト」の魅力や現在販売中の「都道府県ジン」7種についてご紹介します! 

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47都道府県の名産品でジンを作る?「県ジンプロジェクト」とは?

|近年話題の「クラフトジン」。全国47都道府県の展開を目指す「県ジンプロジェクト」が進行中!

 スパイスやフルーツの皮など、さまざまなボタニカルを使って香りづけをしたクラフトジン。最近、注目を集めていることもあって、各地域の名産品を使った商品を物産展で目にしたという人も多いことでしょう。しかしなかには、自分のゆかりある地域のものに限って作られていない、と残念な思いを抱えた経験を持つ人もいるのでは? 

 そんな人にこそおすすめしたいのが、各地の名産品を使ったジンを全47都道府県で展開する「県ジンプロジェクトスターマーク株式会社が手がけるこのプロジェクトでは、生まれた場所、育った場所、住んでいる場所、思い出深い場所など、誰でもなじみがあり、コミュニケーションの糸口になる「県」をキーワードにしたジンの企画・販売を2023年から始まっています。

|コミュニケーションが断たれた「コロナ禍」を経て、コミュニケーション手段になるお酒を企画!

「県ジンプロジェクト」誕生のきっかけにあったのは、2020年以降、あらゆる生活を一変させたコロナ。お酒を中心に、人々が集まることが難しかった影響で、飲み会の回数が減ったどころか、その習慣がなくなってしまった人も多いことでしょう。しかし、そんな空白の時間を埋めるコミュニケーションのきっかけとなる商品を作れないか、と企画がスタート。コミュニケーション手段にしたいという思いも込めて、「県人も、そうじゃない人も。みんな、笑顔にしたい。」というコンセプトをもとに、製造・販売が続けられてきています。

 そんな「県ジンプロジェクト」で大切にしているのは、ご当地の名産品をわかりやすくすること。名産といえば、いくつも挙げられる都道府県がある一方で、その地の代名詞になるようなイメージを作るべく、基本的には、1つの都道府県ジンに1つの植物に限定する「1県ジン1ボタニカル」の制度を導入しているんです。各地どの名産品が使われるかを予想してみるのも楽しみの1つになることでしょう。

 いよいよ、次からは今月新たに発売された「大分県ジン」や、これまでに販売されている商品をご紹介します!

新登場!第7弾の「大分県ジン」は干しシイタケとコラボ


第7弾として6月に新たに登場したのは、干しシイタケを使った「大分県ジン」。しいたけのうまみがぎゅっとつまった滋味深い味わいが特徴です。

 今月新たに発売された第7弾「大分県ジンの材料として使われているのは、なんと「干しシイタケ」。大分の名産品といえば、カボスをイメージする人も多いかもしれませんが、実は大分は「干しシイタケ」の生産量も日本一なんです。

 生産量が多いだけでなく、クヌギの原木で栽培された自然のシイタケだからこそ、肉厚で香り高いと好評。干すことで凝縮される「うまみ」を、今回の「大分県ジン」でも存分に活用し、滋味深い味わいを楽しめるお酒に仕上げました。

 さらにうれしいのは、このジンで食品ロスの削減にも貢献できることでしょう。今回のジンには、干しシイタケの生産にあたって廃棄されてしまったり、規格外になってしまったりして流通しない部分も使われているんです。凝縮されたうまみに加えて、環境にもやさしい一石二鳥の「大分県ジン」を、楽しんでみませんか?

第1弾~第6弾の「県ジンプロジェクト」商品も一挙ご紹介!

 2023年6月に第1弾が発売されて以降、この1年で7つの「県ジン」の販売をスタート。ここからは、「大分県ジン」より前に発売された第1弾~第6弾までの商品をそれぞれご紹介します!

|第1弾 落花生の香り豊かな「千葉県ジン」

第1弾「千葉県ジン」は、千葉といえばの名産「落花生」を使用。ジントニックやマティーニといった定番のカクテルでご堪能あれ!

 第1弾として昨年6月に発売されたのが、落花生を使った「千葉県ジン。千葉県は、落花生の生産で国内の80%もの生産量を誇るといわれているんです。

 今回のジンでは、千葉県千葉市で落花生を専門に栽培する「あんばい農園」が手がけたピーナッツを使用。甘く豊かな香りを最大限に引き出せるよう「蒸留」には徹底的にこだわりました。おすすめは、ジントニックやマティーニといった定番のカクテル。ピーナッツの香りを存分に楽しめる「千葉県ジン」は、これからの定番になること間違いないでしょう。

|第2弾 山わさびのピリっとした辛さがやみつきになる「静岡県ジン」

第2弾 ピリッとした辛さと爽やかさが絶妙な「静岡県ジン」。和食はもちろん、お肉料理にもぴったりです。

 山わさびを使用して作られているのが、昨年10月に発売された静岡県ジン。静岡県伊豆市にある山わさび専門農家「伊豆 山の恵屋」で生産されている山わさびを使用し、ピリっとした刺激とすっきりとした味わいをもたらすジンに仕上げました。

 わさびというからには、和食との相性もばっちりですが、ぜひ一度合わせてみてほしいのがステーキなどの肉料理。爽快感たっぷりのジンは、お肉のジューシーなうまみをより一層引き立ててくれるはずです。

|第3弾 江戸の老舗とコラボした「東京ジン」

第3弾 老舗の力がきらりと光る「東京ジン」は鰹節メーカーのにんべん、楊枝専門店・日本橋さるや、浴衣を販売する竺仙(ちくせん)の3社がコラボ。ソーダで割った「東京ジンソーダ」がおすすめです。

 第3弾として、昨年10月に発売された「東京ジン」は江戸の3つの老舗企業とコラボ。香りづけに使われるボタニカルにも、パッケージデザインにもこだわりぬいたジンが登場しました。

 香りづけに使われているのは、1699年創業の老舗・にんべんの鰹節。にんべんは、かつお節やおだしの可能性を提案する「かつお節・だしライフデザインカンパニー」を目指していることからも、新たな楽しみを作り出す今回のコラボにつながりました。また、300年以上続く日本橋さるやが楊枝づくりにも使っているという黒文字(くろもじ)もジンに使用。老舗企業が持つ伝統を伝えていきたい、という思いから、東京版は特別に、2種類のボタニカルを使用して作られています。

 さらに老舗のコラボということもあって、ラベルデザインにもワザが光ります。ほかのシリーズ商品では、ラベル中央部にある都道府県番号の背景に、赤色ベースのグラデーションを施していますが、この「東京ジン」では1842年から続く浴衣の老舗・竺仙(ちくせん)がデザインした水玉模様をデザイン。細かなところも必見です。

 そんなこだわり抜かれた「東京ジン」は、食中酒にもぴったり。なかでもジンとソーダを1:1で割った「東京ジンソーダ」がおすすめです!

|第4弾 全国的な知名度も抜群! オリーブを使った「香川県ジン」

第4弾 オリーブを使った「香川県ジン」。ドライマティーニにして、イタリアンと楽しんでもよいでしょう。

 今年2月に発売された第4弾「香川県ジンとして、名産品として全国的にも有名なオリーブを使ったジンが登場しました。

 オリーブオイルはもちろん、オリーブオイルの風味がただよう麺類も多く販売されていることからも、香川といえばオリーブをイメージする人も多いのではないでしょうか? それもそのはず、小豆島をはじめ県内の多くの地域で栽培を行う香川県は、オリーブの全国生産量の97%を占めているんです。

 今回の「香川県ジン」では実ではなく、なんと葉っぱを使用。オイルやおつまみにも使われる実と同じぐらい、有効成分が豊富に含まれていながら、剪定で大量に廃棄されてしまう葉っぱを有効活用することにもつながっています。もちろん、オリーブがもたらす香りは十分についているので、心配は無用。ドライマティーニにして、イタリアンと楽しむのがおすすめです!

|第5弾 フルーティーなゆずがさわやかな「高知県ジン」

第5弾 女性からも高い人気を誇るゆずを使用した「高知県ジン」。焼肉などがっつりとした料理のお口直しにもなります!

 第5弾「高知県ジンで使用されているのは、女性からの人気も高いゆず。寒暖差が大きかったり、日照量と降雨量もそれぞれ多かったりと、高知県の気候はゆずの生産に適しているんです。近年では、海外への輸出量も広げているなど、世界からも注目されています。

 ジンの製造にあたっては、高知でゆずポン酢などの卸売を行う旭食品株式会社による協力のもと、高知県土佐山地区で生産されたゆずを使用。フルーティーな香りが特徴の「高知県ジン」は、焼肉との相性も抜群で、上品な甘さとさわやかさが食欲を増進させてくれることでしょう。

|第6弾 まろやかなお湯割りにも最適! 利尻昆布を使った「北海道ジン」

第6弾 利尻昆布を使った「北海道ジン」は、焼酎に昆布をつける北海道の食文化から、ジンにも昆布が合うはずと起案。発案のきっかけになった「お湯割り」はぜひとも試してみたい飲み方のひとつです。

 今年5月に発売された第6弾「北海道ジンで使われているのは、高級食材としても知られている利尻昆布。94歳ながらも現役で活躍されている昆布漁師・浜下福蔵さんが収穫した昆布を使用しています。北海道では、焼酎に昆布を一晩漬けてお湯割りにして飲む文化があることから、お酒と昆布の相性はばっちりと気づいた姪っ子さんがプロデューサーとなって、今回のコラボにつながりました。

 ぜひとも試してほしいのは、やっぱりジンのお湯割りです。焼酎のお湯割りと同様、利尻昆布を使った「北海道ジン」のお湯割りは、まろやかな風味が気持ちをほっこりとさせてくれること間違いなし。冷房で身体が冷えすぎてしまった時にもぴったりの一杯になることでしょう。

「県ジン」を楽しむためには? 提供しているお店&通販情報をご紹介!

 ここまで紹介してきた7都道府県の「県ジン」を味わいたい人も多いことでしょう。ちょっと試してみたいなら、まずはお店で頼んでみるのがおすすめ。「県ジン」を提供しているお店は、東京都だけでなく、千葉県神奈川県静岡県京都府香川県広島県福岡県にも広がっているんです。実際に楽しめるお店はこちらからチェックできるので、なじみのある場所の近くを探してみてもいいでしょう。

 もちろんスターマーク株式会社が手がける通販サイト「老舗通販. net」でも販売中。試せるお店が近くにないけれど味わってみたいという人は、こちらからご購入いただけます。価格は各6,600円(500ml/税込)です。

 さらに、地元はまだか……と首を長くして待っている人にも朗報! 現在販売されているのは、千葉県、静岡県、東京都、香川県、高知県、北海道、大分県の7都道府県の販売にとどまりますが、埼玉県、山形県、沖縄県、愛知県、福岡県、岐阜県、長野県の「県ジン」も進行中。ほかの都道府県でも着々と準備が進められていて、来年3月には、第48弾の「日本ジン」が発表される予定となっています。

 地元のジンを心待ちにしている人は、今後の展開をお見逃しなく!

出典・画像提供:スターマーク株式会社

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  • 第7弾として6月に新たに登場したのは、干しシイタケを使った「大分県ジン」。しいたけのうまみがぎゅっとつまった滋味深い味わいが特徴です。
  • 第1弾「千葉県ジン」は、千葉といえばの名産「落花生」を使用。ジントニックやマティーニといった定番のカクテルでご堪能あれ!
  • 第2弾 ピリッとした辛さと爽やかさが絶妙な「静岡県ジン」。和食はもちろん、お肉料理にもぴったりです。
  • 第3弾 老舗の力がきらりと光る「東京ジン」は鰹節メーカーのにんべん、楊枝専門店・日本橋さるや、浴衣を販売する竺仙(ちくせん)の3社がコラボ。ソーダで割った「東京ジンソーダ」がおすすめです。
  • 第4弾 オリーブを使った「香川県ジン」。ドライマティーニにして、イタリアンと楽しんでもよいでしょう。
  • 第5弾 女性からも高い人気を誇るゆずを使用した「高知県ジン」。焼肉などがっつりとした料理のお口直しにもなります!
  • 第6弾 利尻昆布を使った「北海道ジン」は、焼酎に昆布をつける北海道の食文化から、ジンにも昆布が合うはずと起案。発案のきっかけになった「お湯割り」はぜひとも試してみたい飲み方のひとつです。

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