田舎暮らしの本 Web

  • 田舎暮らしの本 公式Facebookはこちら
  • 田舎暮らしの本 メールマガジン 登録はこちらから
  • 田舎暮らしの本 公式Instagramはこちら
  • 田舎暮らしの本 公式X(Twitter)はこちら

田舎暮らしの本 11月号

最新号のご案内

田舎暮らしの本 11月号

10月3日(木)
890円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

快適なアウトドアライフ!車中泊の常識を変える日産キャラバンMYROOMが人気沸騰中なワケ|本格的なベッドを備えた車中泊仕様とは?

執筆者:

車中泊のカタチを提案するモデルとして話題を呼んでいる日産「キャラバン MYROOM」

この記事の画像一覧を見る(6枚)

日産自動車から新たな車中泊のカタチを提案するモデル「キャラバン MYROOM」が正式なカタログラインナップとして登場して話題を呼んでいます。24時間利用できる駐車場やアウトドアが手軽に楽しめるキャンプ場などを利用した車中泊は旅行のひとつのスタイルとして定着していますが、そのニーズの高まりにあわせて、快適性にこだわったモデル、広さにこだわったモデル、フルフラットシートにこだわったモデル、手軽に楽しめるモデルなど、車中泊が楽しめるさまざまなモデルが登場しています。

車中泊をおすすめできる車両がどんどん増加中

 車中泊をおすすめできる車両のポイントは、2列目シート以降が荷室を含めてフルフラットになること、室内に十分な広さと、できれば高さがあることがあげられます。おすすめの車両としては室内の広いワンボックスタイプ、ミニバン、SUVなどとなりますが、ちょっと室内高の低さが気になるもののステーションでも可能でしょう。

2列目シート以降が荷室を含めてフルフラットになるモデルが車中泊におすすめ

完全なフルフラットにならなくても車中泊用のマットである程度対応することができますし、ポータブル電源なども用意されていますから電化製品を使ったりすることもできます。

 こうした車中泊を快適に過ごすためのオプションパーツ、ディーラーオプションは各自動車メーカーから用意されています。

本格的なベッド仕様のモデルの人気が高まっている

こうした車中泊を快適に過ごすためのオプションパーツ、ディーラーオプションが各メーカーから発売

手軽に車中泊を楽しめる軽自動車のバン/ワゴンも人気

 ただフルフラットになったとしてもシートでの睡眠はやはり疲れがとれにくいこともあり、本格的なベッド仕様のキャンピングカーのニーズがこのところ急激に高まっています。

 こうした本格的なベッド仕様の開発を自動車メーカーでは行っている例は少なく(日産からキャラバン MYROOMが登場して話題となっていますが)、トヨタモデリスタや日産オーテックなど関連の特装車メーカーやサードパーティの専門ショップが手がけたモデルを、ディーラーが独自に取り扱うという例が多いようです。トヨタ・モデリスタのハイエースMRT(マルチロールトランスポーター)、日産オーテックのキャラバン マルチベッド、トイファクトリーのトヨタ・ハイエースなどがその好例です。

トヨタ・モデリスタのハイエースMRT

日産オーテックのキャラバン マルチベッド

ベースとなる車両は、トヨタ・ハイエース、日産キャラバンが主流ですが、三菱でリカD:5などミニバンをベースとするモデルも目立つようになってきました。

 また最近、手軽に車中泊を楽しめるモデルとして注目を集めているのが、コンパクトなボディでありながらシートアレンジで寛げる空間を生み出す軽自動車のバン/ワゴンです。軽規格いっぱいのボディサイズの中に広いフラットスペースを確保、助手席側のピラーのない広い開口部を設けたモデルや、子供なら立って着替えることのできる室内高を持ったモデルもあり、大人ひとりあるいはふたりの小旅行を快適に楽しめると人気が高まっています。

 とくにスズキ エブリイ/エブリイワゴン、スペーシア/スペーシア ペース、ダイハツアトレー、ホンダN-BOX/VANなどの人気が高く、車中泊用のオプションが多数用意されているほか、本格的なキャンプ仕様にカスタマイズするパーツを用意するショップも増えています。

文:近藤暁史
写真:モデリスタ、日産自動車

この記事の画像一覧

  • 車中泊のカタチを提案するモデルとして話題を呼んでいる日産「キャラバン MYROOM」
  • 2列目シート以降が荷室を含めてフルフラットになるモデルが車中泊におすすめ
  • 本格的なベッド仕様のモデルの人気が高まっている
  • こうした車中泊を快適に過ごすためのオプションパーツ、ディーラーオプションが各メーカーから発売
  • トヨタ・モデリスタのハイエースMRT
  • 日産オーテックのキャラバン マルチベッド

この記事の画像一覧を見る(6枚)

この記事のタグ

この記事を書いた人

近藤暁史

近藤暁史

こんどう あきふみ|編集・ライター。男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!

Website:https://office-mushroom.com/

田舎暮らしの記事をシェアする

田舎暮らしの関連記事

次長課長・河本準一とタッグを組み、命をかけて岡山の未来を変える! 米井ファーム代表が挑戦する新しい農業のカタチ

おしゃれで エモくて 幻想的な紅葉ライトアップ3選!隠れ家寺院で体験する究極の非日常空間はSNS映え間違いなし!紅葉シーズン人気スポット大紹介

3COINSの食品真空マシンが最強すぎた! プロが教える簡単長持ちテクニックで秋の味覚を長期保存しながら無駄なく使い切る!【保存料不使用・コスパ最強】

キーワードは「発酵」! 免疫力がUPするちょい足し食材がスゴい!|発酵食品マイスターが教える手軽にできる腸活法で美容と健康を同時に叶える

男の居場所/自給自足を夢見て脱サラ農家37年(58)【千葉県八街市】

ビジネスユースからレジャーまで!トヨタ・ハイエースと日産・キャラバン、どっちを選ぶべき? スペックから使い勝手まで徹底比較【2024年最新】

移住者数が3年で3倍に! ずっと住み続けたいまち【愛媛県今治市】本誌ランキング2年連続 全4部門1位!

【築100年古民家】絵本のような絶景に包まれた秘境の美しい伝統住宅!200万円の9LDKはほぼ改修不要!? 宿泊施設や飲食店にも活用可能!【福島県金山町】

海・山一望の大規模ニュータウン「伊豆下田オーシャンビュー蓮台寺高原」には素敵な物件がたくさん【静岡県下田市】