農業YouTuber黒壁の「誰でも手軽に家庭菜園」vol.29
YouTubeチャンネル「まるっと農業日記」を運営する黒壁勇人(くろかべ・はやと)さんが、家庭菜園のコツをまるっと伝える本連載。第29回のテーマは 「3月に植えるべき野菜」です。春の家庭菜園シーズンがいよいよスタート。3月に種をまけば、早いものは1カ月ほどで収穫が始まり、6月には畑やプランターが野菜でいっぱいになります。
今回は、初心者向け野菜・収穫量が多い野菜・SNS映えする西洋野菜・3月に植えるべきおすすめ野菜の4つのカテゴリーから、合計12種類の野菜を紹介します。
CONTENTS
3月に植えると6月に大収穫! 初心者でも育てやすい野菜12選
3月、本格的な家庭菜園シーズンに突入です。
この時期に種をまいておくと、早いものは1カ月ほどで収穫が始まり、6月にはたくさんの野菜を味わうことができます。
今回は、
初心者でも育てやすい定番野菜から、ビーツやポロネギといったちょっと珍しい西洋野菜まで、全部で12種類をまるっと紹介します。
家庭菜園をこれから始める人も、今年は少し違う野菜に挑戦したい人も、ぜひ参考にしてみてください。
①初心者でも失敗しにくい野菜3選
まずは、家庭菜園初心者におすすめの野菜から紹介します。
ラディッシュ(はつか大根)
とにかく失敗が少ない、初心者の定番野菜です。
「はつか大根」と呼ばれていますが、実際には種まきから約30日ほどで収穫できます。
プランターは深さ15cmほどあればOK。ベランダでも育てられるので、家庭菜園デビューにもぴったりです。
赤やピンクなど色も鮮やかで、サラダに入れると彩りもきれい。
短期間で収穫できるので、「野菜を育てる楽しさ」を実感しやすい野菜ですよ。
小松菜
小松菜も、初心者にとってとても育てやすい野菜です。
寒さに強く、虫も比較的つきにくいので、家庭菜園でもあまり失敗しないのが魅力。
さらに、株ごと収穫するだけでなく、外側の葉だけを育つごとに収穫していけば何度も収穫できるので長く楽しめます。
味噌汁や炒め物など、普段の料理にも使いやすい万能野菜です。
ルッコラ
西洋野菜ですが、実はとても育てやすい野菜のひとつ。
種まきから30〜40日ほどで収穫でき、ベランダ栽培にも向いています。
ピリッとした風味が特徴で、サラダに加えるだけでレストランのような味わいに。
家庭菜園で育てれば、新鮮なルッコラを気軽に楽しめますよ。
②収穫量が多くてコスパ最強の野菜3選
せっかく育てるなら、たくさん収穫できる野菜もおすすめです。
スナップエンドウ
甘くてパリッとした食感が人気のスナップエンドウ。
ネットや支柱に絡ませて育てれば、あとはぐんぐん伸びてくれるので栽培も比較的簡単です。
1株から50〜100個ほど収穫できることもあり、家族みんなで楽しめる野菜。
甘みが強く、子どもでも食べやすいので、スナック感覚で食べられるのも魅力です。
じゃがいも
収穫量の多さといえば、やっぱりじゃがいも。
1個の種芋から10個以上収穫できることも珍しくありません。
3月上旬〜中旬に植え付けると、6月頃に新じゃがを収穫できます。
ポイントは、種芋を切った場合、切り口をしっかり乾かしてから植えること。
このひと手間で腐りにくくなり、成功率がぐっと上がります。
ミニトマト
夏野菜の定番、ミニトマト。
1株で100個以上収穫できることもあるコスパ最強の野菜です。
4月上旬頃に苗を植えると、6月頃から夏にかけてどんどん実をつけます。
家庭菜園では、採れたての甘いミニトマトをそのまま食べられるのも大きな魅力ですね。
③育てるだけで話題になる! SNS映え西洋野菜3選
「ちょっと珍しい野菜を育ててみたい」という人におすすめのカテゴリーです。
コールラビ
UFOのような形が特徴のユニークな野菜。
キャベツの仲間で、甘くてシャキシャキした食感が魅力です。
サラダはもちろん、煮物にしてもおいしく、実は
「煮込むと世界一うまい野菜」とも言われています。
スーパーではあまり見かけませんが、最近は直売所に並んでいることもあります。
苗はあまり流通していないので、基本は種から栽培。
栽培自体は比較的簡単ですが、害虫対策をしっかり行うのがポイントです。
ポロネギ
普通のネギより太くて甘く、やわらかいのが特徴。
薬味というより、スープやグラタンなど加熱料理でおいしくなるネギです。
3月頃までに種まきをし、10〜11月頃に収穫します。
フランス料理では定番の野菜ですが、日本ではまだ珍しく、スーパーでは高級食材として扱われることもあります。
ビーツ
鮮やかな赤色が特徴のスーパーフード。
「飲む血液」とも呼ばれるほど栄養価が高く、
鉄分はホウレン草の約2倍、葉酸はブロッコリーの約3倍ともいわれています。
スープやジュースにすると鮮やかな赤色が映え、SNSでも人気。
味は少し土っぽさのある大人の風味なので、子どもにはスープにするのがおすすめです。
④3月に植えるべきおすすめ野菜3選
最後に、3月にぜひ植えてほしいおすすめ野菜です。
しそ(大葉)
一度植えると、どんどん増える野菜。
種が自然に落ちて、翌年も生えてくることもあるほど繁殖力が強いのが特徴です。
1株で200枚以上収穫できることもあり、家庭菜園ではかなりコスパの良い野菜。
さらに、他の野菜の近くに植えると虫よけ効果も期待できます。
ニラ
一度植えると、5年以上収穫できることもある多年草の野菜。
収穫のコツは、根元から2〜3cmほど残して刈り取ること。
そうすると、また新しい葉が伸びてきます。
この収穫方法を知っているかどうかで、以後の収穫量が大きく変わります。
餃子や炒め物が好きな人には、ぜひ植えてほしい野菜です。
春ニンジン
3月に植える野菜の中でも、特におすすめなのが春ニンジン。
冬ニンジンより甘く、とても食べやすい味が特徴です。
おすすめの品種は「アロマレッド」。
びっくりするほど甘みが強く、ニンジンが苦手な子どもでも食べやすい!
3月中旬に種をまくと、6〜7月頃に収穫できます。
プランター栽培の場合は、深さ30cm以上のものを使うのがポイントです。
【まとめ】3月は家庭菜園スタートにぴったりの季節
今回紹介した野菜は、どれも春に育てやすい野菜ばかりです。
3月に種をまけば、早いものは1カ月ほどで収穫が始まり、
6月には畑やプランターが野菜でいっぱいになります。
まずは、気になる野菜をひとつ。
そこから家庭菜園をスタートしてみてください。
きっと「育てる楽しさ」と「採れたてのおいしさ」が実感できますよ。
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この記事を書いた人
黒壁勇人(農業YouTuber)
黒壁勇人(くろかべ・はやと) 登録者数8.7万人のYouTubeチャンネル「まるっと農業日記」を運営。 より多くに人に農業の魅力を知って欲しいと、YouTubeチャンネルでは、家庭菜園から野菜の植え方・育て方、そのコツまで誰でも簡単に農業を楽しめる方法を初心者にもわかりやすく紹介している。
Instagram:@kurokabe_farm
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