掲載:2022年4月号
2022年2月上旬の情報です。
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新幹線や高速道路経由で東京へのアクセスが良好な長野県東信エリア。佐久市や東御市に隣接する立科町は、中心地で標高約715m、南部観光地の女神湖付近は標高約1530mという高原地帯に広がるまちだ。自分で耕して菜園をつくれそうな庭付き物件を紹介する。
【立科町の物件①350万円】東御市、上田方面の通勤も便利な5DK
畑仕事の一休みにぴったり!庭に面した縁側のある家
長野県東部に位置する立科町。真ん中にくびれのある砂時計のような形をしており、南部と北部で特徴が大きく分かれている。
南部は日本百名山の1つ蓼科山(たてしなやま)の裾野に広がる自然豊かな高原で、女神湖や白樺湖、蓼科牧場などが点在するリゾート地。対して北部は、浅間山を背景にのどかな田園風景が広がり、旧中山道の宿場町として栄えた歴史薫る町並みが残るエリア。新幹線停車駅のある佐久(さく)市街地へも車で30分程度と、利便性の高い地域でもある。今回はそんな北部エリアに立地する2件の物件を紹介しよう。
千曲川の支流・番屋川(ばんやがわ)沿いに広がる藤沢地区。田園地帯に囲まれた静かな住宅地に立つのが物件①だ。整備された畑はないが、敷地が121坪と広いので、耕して好きなサイズの菜園をつくることができる。
母屋は築67年の古民家で、家に入ると広い玄関が現れる。左側には田の字形の和室。襖を開ければ広々と使えそうだ。2間続いた8畳間には縁側があり、庭仕事の合間に座って休むのにぴったり。2階は広々としたがらんどうの間。収納部屋のほか、アトリエや工房などに利用することもできる。トイレが水洗化されているのもうれしいポイント。
敷地内には土蔵もあり、2階には8畳の和室が2間あるので離れとしても利用できそう。母屋2階をアトリエとして使うのなら、蔵は作品を展示するギャラリーにするのもオススメだ。
東御市(とうみし)や上田市へは車で15〜20分程度でアクセス可能。市街地で仕事をし、暮らすのは静かな場所で、という人にもちょうどいい距離だ。
【物件データ】
長野県立科町
350万円
土地:121坪・400㎡
延床:32坪・107㎡
菜園:あり
改修費補助:最大50万円
家財処分費補助:最大50万円
●5DK●宅地●傾斜地●都市計画区域外●築67年●水洗●しなの鉄道田中駅より車で約10分●静かな地域に立つ古民家。敷地内に2階建ての土蔵があり、こちらにも和室がある。部分的な補修が必要。母屋と土蔵に囲まれた中庭を耕して菜園をつくることができる。保育園、小・中学校、スーパー、温泉へ車で約7〜10分。
●問い合わせ先:移住サポートセンター ☎0267-78-5645
【立科町の物件②290万円】宿場町近くの歴史薫る地域の5SK
旧中山道の宿場町に近い隠れ家的な家
中山道の宿場町「茂田井間(もたいあい)の宿(しゅく)」のすぐそばに立地している物件②。車道から1段下がった敷地に立ち、トンネルのようなアプローチを通って家に入る隠れ家的な家だ。こちらも整備された畑はないが、敷地が109坪と広め。耕して、ホームセンターなどで購入した栽培用土を入れれば、野菜やハーブ類が育てられる。
1階は3つの部屋と台所のほか5畳の納屋と2・5畳の収納付き。広縁があり、トイレや風呂は増築部分にある。風呂は現在のままでは利用できないため、全面的な改修を。トイレは水洗化されている。道路に沿って倉庫とカーポート1台分がある。
車で道の駅「女神の里たてしな」へ約4分、保育園と小・中学校へ約6〜7分、北陸新幹線佐久平(さくだいら)駅へ約25分とアクセスも良好だ。
いずれの物件でもナス、トマト、キュウリなど、育てやすい夏野菜の栽培が可能だが、雨量が少なく晴天率が高い立科町の気象条件を考えると、ブルーベリーなどもオススメだ。
【物件データ】
長野県立科町
290万円
土地:109坪・361㎡
延床:37坪・125㎡
菜園:あり
改修費補助:最大50万円
家財処分費補助:最大50万円
●5SK●宅地●傾斜地●都市計画区域外●築61年●水洗●上信越自動車道東部湯の丸ICより約13km●佐久市の市街地へ車で約10分、北陸新幹線佐久平駅へ車で約25分と、通勤や二拠点生活にも便利な立地。道路沿いに倉庫と駐車場があり、建物は1段下がったところにある。床、水回り、屋根、壁に部分的な補修、風呂は大幅な改修が必要。
●問い合わせ先:移住サポートセンター ☎0267-78-5645
担当者に聞く!立科町オススメスポット&農産物グルメ
通年楽しめる高原リゾート
森と湖の高原リゾートを有する立科町。グリーンシーズンは蓼科山登山や女神湖でのSUP、蓼科牧場の散策、冬は2カ所あるスキー場でのウインタースポーツや森でのスノーシューが楽しめる。特産は蓼科山からの水で育ったお米や糖度が高く果肉が引き締まったふじリンゴ。のびのびと育てられた「信州蓼科牛」も有名。
立科町移住支援情報
新しい毎日に出合う「旅する移住」を提唱
「旅する移住」というコンセプトで、まだ見ぬ場所へ旅をするときのような希望に満ちた移住をサポートする立科町。「ふるさと交流館芦田宿」には移住サポートセンターがあり、移住に関するさまざまな相談が可能。月に2回、予約制の移住支援オンライン相談会を開催(予約は下記サイトから)。
問い合わせ先:移住サポートセンター ☎0267-78-5645 https://www.tateshina-iju.jp/
文/はっさく堂 写真提供/立科町
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