【投げてくれたら、お持ちします】
◎ボール、命!
投げてもらって、持ってくる。これこそがノエルにとって最高の遊びです。投げてくれる家族との絆を感じる幸せな時間であり、あるときはお留守番のご褒美にもなります。
どれくらいボール命かというと、お気に入りのボールをくわえたままお散歩に出発するくらい。けれどお散歩中は1回目のトイレでボールに見切りをつけ、そのまま放置するのが常。家族が拾って持ち帰るという理不尽なルーティンなのですが、ノエルの楽しそうな笑顔には誰もかないません。
運動はお散歩よりもボール遊びのほうがノエルの好みです。ボールを投げて持ってくる遊びをどれくらいの時間続けられるか?を実験したところ、10分以上もの間、同じ動きを飽きずに続けることになりました。すごい集中力です。
フリスビーもキャッチして持ってきますが、フリスビーは投げる側の力量も試されます。ぬいぐるみも投げる対象です。家の中では小さめのボールやぬいぐるみを投げて遊びます。遊んでほしいとき、ノエルはボールやぬいぐるみが遠くにあってもわざわざ持ってきては家族のそばに置き、キラキラした目で「投げて」と訴えます。たとえ何かの作業中でも、そのかわいい誘いを断るのは至難の業です。
ちなみにノエルは物持ちがいいほうで、小さいころからオモチャを意図的に噛み壊すようなことはありません。お気に入りのオモチャは大切にするタイプです。
【冬の北海道を満喫するコーギー】
ノエルは雨が苦手なので、雨降りの日はお散歩に行けません。トイレは家の中でもできるから大丈夫なのですが、さすがに何日も雨が続くとノエルも外に行きたくて憂鬱になってきます。かといって、レインコートも好きじゃない。ノエルは服を着るのが好きではないのです。ときどき着せてみるのですが、あくびをしたりブルブルしたり、本当は嫌がっていることがわかります。
ところが、雪は大好き。ノエルが暮らしている札幌はたくさん雪が積もります。真冬は道路脇に雪山がそびえ立つほどです。北海道の雪はさらさらしていることが多く、体があまり濡れないので、雨のように嫌がらないのかもしれません。根雪になると何カ月も積雪状態が続く北海道では、銀世界の外遊びも楽しみの1つです。
◎冬の遊びいろいろ
・雪こぎ
積もったばかりのさらさらの雪は軽いので、体全体を使って雪をこぎながら歩くことができます。足の短いコーギーもぴょんぴょんウサギのように飛び跳ねながらラッセル。雪こぎしているだけでキラキラの笑顔になります。ただし、歳をとってからは足腰への負担が心配なため無理は禁物。ノエルが楽しめる雪の状態かどうかを見ながら遊びます。
・ソリ遊び
ノエルはソリに乗るのも上手です。子ども用のソリに乗せて引っ張ると、ちゃんとバランスをとりながらおすわりしています。長男のいっくんと一緒に乗ることもあります。
・かまくら遊び
大雪が降った日、せっかくなので家族みんなで入れるサイズのかまくらをパパが頑張って作りました。完成したかまくらの中へ、ノエルも一緒に。夜はライトアップしてみんなでミカン(ノエルはおやつ)を食べました。
・ワカサギ釣り
今年の冬、家族で初めてワカサギ釣りに行きました。凍った川の上に点々と並ぶ色とりどりのテントにノエルも大興奮。先陣を切ってテントへと走りました。ワンちゃん連れOKのテントの中でノエルも過ごしていましたが、ワカサギ用の餌袋を出した途端におやつと勘違いしてソワソワ。代わりにとあげたジャーキーもいまひとつ気乗りしないふうに食べ、魚の餌への期待感で気もそぞろの様子でした。
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