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田舎暮らしの本 11月号

最新号のご案内

田舎暮らしの本 11月号

10月3日(木)
890円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

暮らしてみたい!北海道注目のまち②江別市・置戸町・当麻町・伊達市

北海道の注目の移住地を紹介! 「北海道注目のまち①」もぜひお読みください。

田舎暮らしの本 編集部
掲載:2022年9月号

0~14歳の転入超過数が4年連続で全国20位以内
江別市(えべつし)

子育てひろば「ぽこあぽこ」は、大型遊具などがある屋内遊び場。

 札幌市に隣接している江別市には、5つのJRの駅があり、交通アクセスがよく生活しやすい。一方、公園や自然も豊かで、江別市の面積の約10%を占める「野幌森林公園」は自然の宝庫。「子育て応援のまち」として力を入れ、この5年間で10カ所以上の保育施設を整備した。年少人口(0~14歳)の転入超過数が、4年連続で全国20位以内に入り、子育て世代に選ばれている。幻の小麦「ハルユタカ」の産地。

【移住支援】
小学校1年生からの外国語教育を北海道でいち早く取り入れ、すべての小・中学校で校内LANとタブレット型パソコンを導入。また、8カ所の子育て支援センター、子育てひろば「ぽこあぽこ」、病児・病後児保育など、子育て・教育環境が充実している。

【アクセス】
・道央自動車道札幌ICから江別西ICまで車で約5分
・札幌駅から江別駅まで電車で約20分

お問い合わせ:江別市企画政策部政策推進課 ☎︎011-381-1064
https://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/site/welcome

市内の中心にある野幌駅。

「パパ・ママを応援する江別においでください!」
えべつ観光特使「えべチュン」

 

「元気だすべぇ事業」で飲食店や工房が新規オープン!
置戸町(おけとちょう)

鹿の子沢展望台からの風景。

 大雪山の東端に接し、周囲を山に囲まれた置戸町は、町の総面積の約8割を森林が占め、丘陵地や平地では酪農、畑作が盛ん。人口は約2700人。昨年から始まった「置戸町元気だすべぇ事業」により令和3年度は飲食店2店とオケクラフト工房1軒がオープン。オケクラフトとは、置戸町でつくられる木工芸品で、オケクラフトセンター森林工芸館では「オケクラフト作り手養成塾」という研修制度でつくり手を育成。

【移住支援】
町外からの移住者に対しては、「置戸町元気だすべぇ事業」の移住者応援金として、新築住宅建設者、中古住宅取得者に100万円(単身の場合は50万円)を支給。子どもの誕生にオケクラフトオリジナル製品のプレゼントも。

【アクセス】
・女満別空港から置戸町内まで車で約1時間30分

お問い合わせ:置戸町企画財政課企画係 ☎︎0157-52-3312
http://www.town.oketo.hokkaido.jp/oketonosumai/
※オケクラフトについてのお問い合わせ:オケクラフトセンター森林工芸館 ☎︎0157-52-3170
※起業についてのお問い合わせ:産業振興課商工観光係 ☎0157-52-3313

千葉県から移住し焼き肉店「3匹の仔牛」を開いた井上さん。

「置戸は不便なこともありますが、自然豊かでアットホームな町です」
置戸町観光大使「おけばんばくん」

 

「とうまのお店元気事業」で新規開業が10件も
当麻町(とうまちょう)

小・中学生が給食用の米を育てる田んぼも。

 北海道の中央部に位置する当麻町は、「まちの宝、子どもたちのために!」を合言葉に、子育て世代に優しい環境を整えている。農業と林業が主幹産業で、高級ブランドスイカ「でんすけすいか」や「当麻米」が特産。町内の店舗の新築・増改築に活用できる「とうまのお店元気事業」では、2015年度の開始から14件の利用者があり、うち新規開業は10件。移住者による出店も増えている。

【移住支援】
「とうまのお店元気事業」で、新築・増改築は最大300万円、町産木材を使用した新築ならさらに最大100万円、空き店舗等を解体して新築なら解体費用最大100万円を補助。合併処理浄化槽の設置にも最大100万円補助。また移住して開業した個人事業主に対する最大30万円の補助もある。(町産木材以外、各補助率1/2)

【アクセス】
・旭川駅から当麻駅まで電車で約30分

お問い合わせ:当麻町まちづくり推進課 ☎0166-84-2111
https://www.furusatohma.com/zenbuaru/

古民家を改修し、カフェ兼雑貨店「リウカ」を開いた水本さん夫妻。

「自然豊かで適度に田舎な当麻町へお越しください」
当麻町ご当地キャラクター「りゅうたくん」

 

雪が少なく温暖。250を超える団体があり市民活動が盛ん
伊達市(だてし)

海に面してコンパクトな伊達市。

 夏は涼しく、冬は温暖で積雪量が少なく、市内中心部から2㎞圏内に病院や商業施設、福祉施設が集約されているコンパクトシティ。市内には250を超える団体があり、市民活動が盛ん。一年を通じ生産される多品種多品目の伊達野菜を購入できる道の駅は、観光客だけでなく市民にも人気。飛び地の大滝区は積雪量は多いが、クロスカントリースキーやノルディックウォーキングが楽しめるほか、北湯沢温泉郷がある。

【移住支援】
シニア向け賃貸マンション「伊達版安心ハウス」があり、うち1棟は「ちょっと暮らし体験住宅」として利用可能(コロナ禍のため現在は利用中止)。また、新規就農を目指し農業研修を行う人への支援や、新規開業にかかる費用の一部を助成する「地域貢献型チャレンジショップ支援事業」がある。

【アクセス】
・新千歳空港から車で約1時間30分
・札幌駅から伊達紋別駅まで特急で約1時間40分

お問い合わせ:伊達市企画財政課企画調整係 ☎︎0142-82-3114
https://www.city.date.hokkaido.jp/hotnews/detail/00001431.html

ユネスコ世界文化遺産に登録された縄文遺跡「北黄金貝塚公園」。

「暮らしやすいまち伊達市に住んでみませんか」(企画財政課移住担当の斉藤さん)

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