掲載:2022年10月号
2022年8月上旬の情報です。
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まちの中心部から少し離れた山間部に位置し、盆地特有の寒暖差に恵まれた気候を生かして農業が盛んな宇生賀地区。田園風景を望む3Kの物件は、約45坪の菜園のほか、広い土間スペースや倉庫もあり、多様なライフスタイルにフィットする。
周辺環境
広大な平原のパノラマ風景が壮観な西台へ車で約7分。無角和牛の放牧場やラジコン飛行場がある。
3K+広い土間スペース、さらに倉庫も付いてくる!
2階建ての住居棟と平屋の倉庫棟を併設。建物と菜園スペースを隔てる通路に車1~2台の駐車ができる。冬に2~3日程度の積雪あり。
コンパクトな間取りと、ゆとりある趣味の空間
阿武町の奥座敷の福賀(ふくが)エリアでも、宇生賀(うぶか)地区は標高400㍍余りの盆地に位置し、カルデラ特有の地形に広がる田園風景が気持ちいい。米や大豆、ナシやスイカの産地として知られ、古代のスギが良材のまま土中に残った「埋もれ木」、山口県のみで生産され200頭しかいない無角和牛の放牧などでも有名だ。
そんな牧歌的風景と悠久の歴史が調和した集落に50万円の物件がある。約45坪の菜園スペースは、寒暖差が大きな気候を生かし、フルーツ栽培などを楽しむにも充分な広さだろう。
住居にあたる2階は15坪ほどとコンパクトなため、単身者や夫婦2人の世帯向き。一方、1階はまるごと土間スペースになっていて、農機具置き場や趣味の空間として重宝しそう。母屋の隣に立つ倉庫も、大量に残された荷物を片付ければ、作業場や車庫として利用可能だ。このほか、近隣に農事組合法人「うもれ木の郷」、福賀西台ラジコン飛行場などがあり、趣味を楽しみたい行動派には魅力的な環境が揃っている。
【物件データ】
山口県阿武町
50万円
土地:42坪・142㎡
延床:33坪・110㎡
菜園:約45坪
取得費補助:最大5万円
改修費補助:最大100万円
家財処分費補助:最大30万円
●3K+土間●宅地●平坦地●都市計画区域外●築28年●簡易水洗●山陰本線奈古駅より約20km■宇生賀地区の木造瓦葺き2階建て。併設の倉庫は軽量鉄骨造平屋で築40年。南側に幅約5mの舗装公道。簡易水道。カキの木あり。月5000円で賃貸も可。宇生賀バス停へ徒歩約10分。福の里直売所へ車で約5分、阿武町役場福賀支所へ車で約5分。
●問い合わせ先:まちづくり推進課 ☎08388-2-3111
菜園スペースは家屋の西側に約45坪。南側が大きく開けていて日当たり良好だ。
物件の菜園で育てるオススメの野菜「スイカ」
スイカは阿武町の特産品の1つ。栽培に挑戦してみては?
1階全体が土間スペースで、多目的に使える。簡易水洗トイレと簡易型の浴室も設置。
2階には襖で仕切られた6畳の和室が3室あり、その一角にキッチンを配置。
コンパクトでシンプルなキッチン。全体に設備が古く、快適に使いたいなら改修が望ましい。
文・写真/笹木博幸
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