掲載:2022年11月号
2022年10月上旬の情報です。
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つがる市は青森県中西部に位置し、国の重要文化財の遮光器土偶(しゃこうきどぐう)が出土した亀ヶ岡石器時代遺跡や、2021年に「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界文化遺産に登録された田小屋野貝塚(たごやのかいづか)など、縄文ロマンあふれるまち。転入後1年以内の世帯には「移住者マイホーム応援事業」「子育て・若年夫婦世帯移住応援事業」など定住に関する制度も充実している。
青森県で一番標高の高い岩木山(いわきさん)は、津軽平野のどこからでも見ることができ、広く裾野を引いた姿の美しさから津軽富士とも呼ばれる。
日本海側気候で、夏季は昼夜の寒暖差が大きいため、米や野菜の作付けに適している地域。秋の岩木山も絶景だ。
和洋室が11部屋! のどかな田園風景に立つ家
和洋室が11部屋ある物件。築後55年経過しているのに加え、放置期間が長いので、経年劣化によるある程度の補修が必要。また、家財道具が残されているので処分する必要がある。
つがる市内屈指の観光地である「高山稲荷神社」まで車で10分、温泉まで車で5分、コンビニまで車で5分、海水浴や釣りなどが楽しめるマグアビーチまでは車で13分の立地だ。
土地面積642坪のうち約425坪は畑(現在は休耕地)で、本格的な菜園を楽しめる。敷地内に作業場(約47坪)と物置(約6坪)が立っているので、新規就農希望者にもおすすめしたい。
「移住者マイホーム応援事業」として、つがる市に転入または転入後1年以内の世帯で、市内に住宅を取得する世帯に、50万円以上の新築または中古住宅取得費用の10%が補助(上限60万円)される。
【物件データ】
青森県つがる市
260万円
土地:642坪・2123㎡
延床:53坪・176㎡
菜園:あり
●11DK●宅地、畑●平坦地●都市計画区域外●築55年●汲み取り式トイレ●五能線木造駅より約16.7km●バス停へ約400m、保育園へ約5.2km、小・中学校へ約3.5km、コンビニへ約3.6km、ホームセンターへ約4.9km、病院へ約6.5km、スーパーとドラッグストアへ約9.2km。
●問い合わせ先:つがる市 地域創生課 ☎0173-42-2271
和室は、2面の窓があることにより、明るい。壁にシミがあるので、補修などが必要だ。
続き間になっているので、広々とした空間。ガラスの障子が明るい部屋に一役買っている。
玄関スペースも広々としており、大家族で住んでも充分な使い勝手。
キッチンはきれいに保たれているが、設備が古いので交換が必要。収納スペースが多いのはうれしい。
コンパクトなバスルームはタイル張りでシックな印象。
トイレは汲み取り式。水洗化を図りたい。
【青森県 つがる市の魅力】
遺跡が点在する縄文ロマンのまち
国の重要文化財の遮光器土偶が出土した亀ヶ岡石器時代遺跡など多くの遺跡を有するつがる市。市内には13カ所の温泉施設があるのも特徴だ。
市の基幹産業は農業。南部にそびえる岩木山(いわきさん)を源流とする岩木川がつくり出した津軽平野は、もともとは不毛の土地だったが、先人たちの努力により開拓が進められ、青森県有数の農業地帯となった。水稲を中心に、全国3位の産出額を誇るメロンや野菜の栽培も盛んだ。「つがるブランド」の農産物や加工品、「つがる豚」がふるさと納税の返礼品として人気となっている。
【木造駅(きづくりえき)】
東北の駅百選の1つ。亀ヶ岡石器時代遺跡から出土した遮光器土偶こと「しゃこちゃん」の形をした迫力ある駅。目を点滅させて電車の発着をお知らせする「いらっしゃいビーム」が好評だ。
【地球村オートキャンプ場】
岩木山を一望する広大な敷地に、コテージやキャンプサイトが並ぶ滞在型リゾート施設。夏期はキャンプ場内の畑の作物を無料で収穫することもできる。宿泊利用やアウトドアはもちろん、温泉やサウナ、レストランを堪能したりと家族連れにおすすめ。
【馬市まつり】
8月下旬に3日間開催され、よさこいや上原げんと杯など、多彩な催しで賑わうつがる市最大のまつり。最終日の昼にはパフォーマンスや仮装をしながら馬ねぶたを引いて練り歩く「馬ねぶたパレード」、夜には馬ねぶたに火を放つ「新田火まつり」が行われる。
【メロン】
全国有数のメロンの産地で多数の品種が作付けされている。高品質で香りがよく、とろけるような甘さが特徴。
【つがるにんにく塩こうじ鍋】
2017年に誕生した新名物は、2020年の全国鍋グランプリで3位に入賞。醤油ベースのスープにつがる市産ニンニクを使用した「にんにく塩こうじ」をたっぷりと。仕上げにゴボウの素揚げとにんにく塩こうじ鶏唐揚げをのせて食べる。
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