掲載:2023年1月号
2023年1月上旬の情報です。
すでに契約済みの場合があります。
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和歌山県中部に位置する有田市(ありだし)は、400年の歴史と伝統を持つ「有田みかん」発祥の地。冬になると山全体にみかんが育っているのを見ることができる。また、紀伊水道に面しているためシラス、アジ、サバ、ワカメ、青のりなど海の幸も豊富で、なかでもタチウオの漁獲量は日本一を誇る。
海に面した山の斜面に、家々が立ち並ぶ矢櫃(やびつ)地区。家の間をかき分けて、坂の上から港まで続く細い道に一歩足を踏み入れれば、非日常的な空間が広がり、美しい海にたどり着く。そこには迷路のように入り組む細い道を歩く楽しさがある。また、底まで見える海面を見ながら、のんびり歩く癒やしの時間が味わえる。
有田市南部の山脈を貫く「有田みかん海道」は、全国的に有名な「有田みかん」の山畑を背に、紀伊水道・湯浅湾を眼下に望む絶景を有するとともに、全長約5㎞という短い区間の中で、アップダウンを繰り返しながら標高160mを駆け上がるサイクリングスポット。頂上からの景色は絶景だ。
海に近く自然豊か。スーパーなどにも近く、ほどよい田舎暮らしが可能
海まで近く、釣りが趣味の人にオススメの物件は5DK。空き家となってから約3年だが、定期的に物件の管理が行われているので状態は良好。しかし、2階和室に雨漏り跡がある。トイレは汲み取り式で、臭突管が破損しているため新設が必要。
こちらの物件は、売買価格100万円だが補助金があるので、実質自己負担50万円となる。また、改修補助金上限は100万円(補助率2/3)、仲介手数料補助金上限は5万円(補助率1/2)、家財道具処分支援補助金上限10万円(補助率10/10)となっている。
【物件データ】
和歌山県有田市
100万円
土地:31坪・104㎡
延床:31坪・103㎡
取得費補助:最大100万円
改修費補助:最大100万円
家財処分費補助:最大10万円
●5DK●宅地●平坦地●都市計画区域内非線引き●築46年●汲み取り式トイレ●紀勢本線箕島駅より約4.4㎞●空き家となって3年なので、比較的良好な状態。2階に雨漏り跡あり、手すり要修繕。臭突管要新設。海に近く釣りが楽しめる。漁港へ約1㎞で、漁港敷地内には産直市場「浜のうたせ」がある。保育園へ約2.1㎞、小学校へ約1㎞、中学校へ約4.2㎞、総合病院へ約3.6㎞、温泉へ約7.8㎞。駐車場はない。車が入っていくことができないので、近くの個人駐車場で契約が必要。
●問い合わせ先:有田市 経営管理部 経営企画課 ☎0737-22-3731
① 玄関からの光景。写真右側方向に風呂、トイレがある。
※文頭の番号は間取り図の番号。以下同
② 1階の6帖和室の隣には広縁がある。戸の付いた仏間は収納として利用できる。
③ 4.5帖の和室は6帖和室とつながっている。
④ ダイニングキッチンは6帖。収納棚も多く、L字になっているため使いやすい。
⑤ 2階の6帖和室。ここからベランダへアクセスすることができる。
⑥ 2階のもうひとつの6帖和室。窓が2面についている。
⑦ 2階にある洋室は6帖。こちらも2面に窓があり、明るい。
⑧ 和室からアクセスできるベランダの様子。手すりは要修繕。
⑨ シンプルなバスルーム。シャワー付き。
⑩ トイレは和室で汲み取り式。
【和歌山県 有田市の魅力】
海とミカン畑と、ほどよい田舎暮らし
紀伊半島の西海岸に位置し、有田みかんやタチウオなど1次産業が盛んな有田市。「Marry You-結婚するなら有田市で-」制度で、結婚から妊娠・出産、子育て、子どもの自立までサポート。ミカンの就農体験・支援もある。空き家バンクの補助金も充実。
【浜のうたせ(上写真)、海鮮丼(下写真)】
2020年に建設された有田箕島(みのしま)漁協直営「浜のうたせ」は、箕島漁港で獲れた鮮魚を中心に、水産加工品、地場の新鮮野菜や果物、土産物などを販売。鮮魚を使った食事も楽しめ、週末にはたくさんの観光客で賑わう。
【有田市認定みかん】
全国初の自治体認定フルーツ。市が設けた園地審査、品質検査(糖度、酸度)、食に精通した審査員による官能審査など厳正な審査基準をクリアした逸品。
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