愛媛県の北西部にある忽那(くつな)諸島の中心地、中島(なかじま)。松山市の一部で、忽那諸島の中で最も面積が大きく人口も多い島だ。国内の離島における果樹栽培の生産量は国内でもトップクラス。みかんの収穫シーズンには山々がオレンジ色に染まる。
掲載:田舎暮らしの本 2023年1月号
2023年1月の情報です。
すでに契約済みの場合があります。
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忽那諸島の中核を担う中島にある交流拠点が「ほしふるテラス姫ケ浜」。浜辺まで徒歩1分という絶好のロケーションで、海水浴やバーベキュー、キャンプなどが楽しめる。リーズナブルな料金で宿泊でき、部屋は全室南向きの瀬戸内オーシャンビュー。食事やワーケーション施設としての利用もできる。
海まですぐの古民家、鉄筋の離れ付き
忽那諸島の中では最も面積が大きく人口も多い中島の南部に位置する物件。築100年近いと思われる母屋と、鉄筋コンクリートの2階建て離れの物件。周辺には食料や日用品を買える商店があり便利な立地だ。集落の中ほどにあり、災害時にも安心。家の前に畑があり、海にも近く屋上は見晴らしがよい。
母屋の屋根は改修が必要だが、鉄筋の離れは掃除をすれば利用可能。部屋数が多いので改修してシェアハウスやゲストハウスといった利用もできる。
中庭があり、写真の右側の母屋は古民家、左側が鉄筋コンクリート2階建ての離れになっている。
電気を通せば使える井戸もある。写真右側のポンプで汲み上げ、中央の蛇口から水が出る仕組み。
【物件データ】
愛媛県松山市
32万円
土地:不明
延床:不明
改修費補助:最大400万円
●7DK●宅地●平坦地●都市計画区域外●築年数不詳●水洗トイレ●神浦港より徒歩約5分●島内でも活気のある地区で、近隣に港や食料、生活雑貨を扱う商店も。すぐ前の道をまっすぐ行くと数分で海に出られるのが魅力。母屋の屋根や天井、床は雨漏り対策の改修が必要。鉄筋の離れは掃除だけでも使用可能。燕の巣があり、撤去や清掃が必要。
【問い合わせ先】
松山市役所 坂の上の雲まちづくり部 まちづくり推進課 ☎089-948-6816
母屋の玄関。左側が4.5帖の和室になっている。
4.5帖の和室。各部屋の襖を外せば、かなり広いスペースになる。
6帖の和室。ダイニングキッチンへと続いている。
広めのダイニングキッチンは、かつて土間だった部分をリフォームしている。
キッチン脇には勝手口があり、戸棚には食器などを収納することができる。
シンプルなタイル張りのバスルーム。給湯設備を新調する必要がある。
水洗の洋式トイレ。男性用の小便器もある。
離れの洋室。シャンデリアやアンティークなスピーカーなどが残っている。
離れの6帖の和室。畳が傷んでいるので交換が必要。
2階へと続く階段。母屋のトイレやバスルームともつながっている。
離れ2階のトイレ。和式だが水洗タイプ。
屋上にはバルコニーがあり、周囲のみかんの山々を眺めることができる。
【愛媛県 松山市の魅力】
トライアスロンが盛んなまち
瀬戸内海ならではの温暖な気候の松山市。松山沖には9つの有人島と多数の無人島からなる忽那諸島があり、柑橘の生産地となっている。移住の相談は市職員が「まつやま移住コンシェルジュ」として電話、メール、オンラインで対応している。
【トライアスロン中島大会】
愛媛県はトライアスロンが盛ん。島民と参加者、ボランティアスタッフなど、すべての人で作りあげる島の最大イベントだ。
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