【和歌山県 かつらぎ町の魅力】
お正月の飾り物である「串柿」の里。秋に串柿が並ぶ風景は圧巻
かつらぎ町北部に位置する四郷(広口、滝、東谷、平)地区は400年以上も昔から串柿が生産されていて、日本一の串柿の里。11月上旬から中旬にかけて、農家の軒先や干場に串柿がたくさん吊るされるため、その風景を楽しみに多くの観光客が訪れます。生産加工された串柿は、正月用のお供え物として、かつらぎ町の特産品になっています。
【正月用の飾り「串柿」】
正月にお供えされる鏡餅は、日本神話に出てくる「三種の神器」を表していて、丸い餅は「八咫鏡(やたのかがみ)」、橙は「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」、串柿が「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」を模しています。串柿はいくつ柿が刺さっているかで意味が異なりますが、1本に10個の柿を差している場合は、2個6個2個という配列で、家族の和と幸せを願い「いつもニコニコ仲睦まじくともに白髪の生えるまで」という思いが込められいます。
【はなぞの温泉「花圃(かほ)の里」】
豊かな自然に囲まれた木の香り漂う宿泊施設。バリアフリーの心地よい館内と、地元食材を使った料理が自慢です。天然温泉は日帰り入浴も可能で、刺激の少ないやわらかな泉質を堪能できます。かつらぎ町の中心街より車で約40分。
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