【高知県 室戸市の魅力】
海遊びが多彩! 就職や移住支援にも注力
室戸市は、世界に誇る「室戸ユネスコ世界ジオパーク」に認定され、その範囲は市内全域となります。地震隆起や海水準変動によって大地が盛り上がり続けていて、地球のダイナミズムを実感できる場所です。海洋深層水による好漁場が形成され、釣りやホエールウオッチング、深海生物漁業体験など、多彩な海遊びが楽しめます。また、「太刀踊り」「佐喜浜俄」「神輿洗い」「馬子唄」「鯨舟の唄」「シットロト踊」など、祭りや伝統行事が大切に受け継がれていて、高知県や室戸市の無形民俗文化財に指定されているものもあります。
市役所内に無料職業紹介所「ジョブ住室戸(すむろと)」を開設し、手厚い移住支援を行っています。
【椎名(しいな)の神輿洗い】
室戸市室戸岬町にある椎名八王子宮で、毎年10月14日、15日に行われる「椎名八王子宮秋祭り」。見どころは、神輿が海岸から海に入って沖へと向かう「神輿洗い」と、拝殿を舞台に奉納される「太刀踊り」の2つ。特に神輿洗いは、漁師町ならではの豪快さで迫力満点。紹介した物件の目の前の海で繰り広げられます。
【椎名海岸】
紹介した物件の目の前に広がる椎名海岸は、サーフポイントとして人気です。
【尾崎海岸】
紹介した物件から約6㎞のとこにある尾崎海岸も、サーフポイントとして有名です。
【室戸キンメ丼】
室戸市は西日本有数のキンメダイの産地。沿岸部に近い深海で獲れるため、日戻り漁で鮮度が抜群です。ご当地丼の室戸キンメ丼は、キンメダイの照り焼きと地魚を載せ、〆にはオリジナルの出汁でお茶漬けを楽しむ、二度おいしい丼です。鮮度のよさも自慢で、店舗ごとに異なる独自のキンメダイの出汁の味比べもGOOD!
【室戸海洋深層水体験交流センター「シレストむろと」】
室戸海洋深層水を利用した健康増進施設「シレストむろと」。約34℃と、体温に近く負担のかからない不体感温度に設定した温水プールをはじめ、露天風呂、フィンランドサウナ、外気浴ホットタブ、足湯など、本格的な設備が揃っています。リラックスするとともに、楽しみながら健康になることを目指した施設です。
【アコウの木】
アコウ(榕、赤榕)は、クワ科の半常緑高木。室戸岬一帯に自生しているアコウは、タコの足のように気根が岩に絡まっていて、その姿は圧巻。「室戸ユネスコ世界ジオパーク」の見どころの1つでもあります。室戸の激しい雨風を耐えるために、根をしっかりと張り低く成長したとのことで、自然が持つ生命力を体感できます。
【土佐備長炭】
土佐備長炭(白炭)の約80%は、室戸市で生産されています。海岸沿いの山の斜面で潮風に耐えて育ったウバメガシ(馬目樫)を原料とし、1000℃以上の高温で焼いた炭です(写真は窯出し直後の様子)。高温で焼くため硬度が高く、長時間燃え続けます。室戸の特異な自然環境のなかで暮らしてきた人びとの知恵と工夫の産物です。
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