掲載:2023年7月号
空の青、海の「宮古ブルー」と白いアジサシの
コントラストがさわやかな宮古島の夏
宮古島の最東端、全長約2kmの細長い東平安名崎(ひがしへんなざき)。
この岬は雄大な断崖地形と、美しい珊瑚礁が多い「宮古ブルー」の海が特徴だ。
巨大な岩は津波岩と呼ばれる珊瑚礁の石灰岩で、浅瀬に点在している。
岬に立つ灯台の近くの保良(ぼら)漁港の辺りでは、岩礁上に営巣するアジサシが、浜辺で羽を休めていた。
空と海の青と、軽やかに舞うアジサシの白が織りなす、さわやかな宮古島の夏の風景が広がっていた。
文・写真/佐藤尚
さとう・たかし●風景写真家。1963年、福井県生まれ。少年期を南米・ペルーで過ごす。47都道府県の農村や自然などを対象に撮影を続ける。 http://www.satophoto.net
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