【岩手県 遠野市の魅力】
馬とともに暮らす文化や曲り家が残る「民話の里」
遠野市では、米や野菜、肉用牛の生産などを中心とした農業、市の8割以上を占める森林を活かした林業といった第一次産業を基幹産業に据えています。ホップの栽培面積は日本一で、近年では「ホップ収穫祭」や「ビアワーケーション」といったビールに関するイベントなどを企画して盛り上がっています。また馬事文化の歴史は古く、馬とともに暮らすL字型をした家屋「曲り家(まがりや)」が今もなお残っているほか、現在も市内で馬の生産が行われ、本州で唯一の乗用馬市場が開催されています。
市では、移住専門の相談窓口として「で・くらす遠野(観光交流課事務局)」を設置し、移住希望者への対応をはじめ、ポータルサイトでの情報発信や移住フェアへの参加などを行っています。
【高清水展望台】
盆地となっている遠野市は、霧が発生しやすい地形です。条件が合えば、早朝に高清水展望台に上ると、平地を覆いつくした霧が雲海として姿を現し、幻想的な景色を見ることができます。
【バケツジンギスカン】
遠野では、みんなで集まったとき、空気穴を開けたバケツを使ってジンギスカンを食べます。遠野のジンギスカンは、ほかの地域のように先に肉に味付けをせず、焼いた肉にタレを付けるのが特徴です。
【どふろく】
平成15年に全国に先駆けてどぶろく特区に認定された遠野市は、市内各所でどぶろくが楽しめます。冬には、かやぶき屋根の南部曲り家(馬屋と母屋が直角に連結した家)でどぶろくを楽しむイベントが開催されます。
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