県都の大分市と隣り合う適度な利便性を備えながら、日本ジオパーク認定の大自然が広がる豊後大野市は、多種多様な農産物を育む「大分の野菜畑」とも。イチオシの物件は3000坪以上の田畑と山林などと合わせて購入なら半額以下の300万円に大幅値引き!
2023年7月の情報です。
すでに契約済みの場合があります。
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掲載:田舎暮らしの本 2023年9月号
祖母(そぼ)・傾(かたむき)山系や、くじゅう連山、阿蘇山などに囲まれ、大野川水系の水資源に恵まれた豊後大野市。夏秋ピーマンなどの農業が基幹産業で、のどかな田園風景や里山の景観を保つ。大分空港から車で約1時間30分。
適度な田舎の環境と広い間取りの7DK
大野川沿いの田園地帯を見下ろす開放的な高台に立つ物件。駐車スペースは4台分ほど。
農地や山林とセットなら
大幅プライスダウン!?
高台に茶畑が広がり、平地で米や麦が栽培されている、市内北東部の千歳町(ちとせまち)。四季の彩りが美しいこのまちに、条件付きで大幅値引きになる物件がある。
「もともとの価格は700万円なのですが、40筆ほどある農地や山林などと一緒に取得する場合、300万円になります。市外で暮らしている所有者さんには管理を続けることが難しく、すべてをまとめて活用してほしいというご希望です」
そう説明するのは、まちづくり推進課の移住コーディネーター、神志那庸一(こうじなよういち)さん。内訳は、田1985坪、畑1170坪、山林4661坪、原野737坪。田んぼの一部は地元の法人が利用しているものの、荒れた農地や山林が広範囲に点在し、整備・管理の手間は少なくない。一方で「例えば、観光農園を立ち上げたり、山林にキャンプ場を開いたり、具体的な構想がある方には魅力的でしょう」と神志那さんは話す。
間取りは多くの部屋が庭に面して設けられた7DK。第二の玄関にもなる土間付きの和室、広い土間を挟んで渡り廊下で結ばれた離れの和室、2階の畳コーナー付き洋室など、多様な使い方ができそうな構造も目をひく。
環境面では、生活関連施設が集まる市内中心部の三重町(みえまち)へ車で10分余り、中九州横断道路千歳インターへ車で約5分と、豊かな自然に恵まれながらほどよい利便性を兼ね備えている。
【物件データ】
大分県豊後大野市
300万円
土地:543坪・1798㎡
延床:44坪・146㎡
菜園:あり
農地:3155坪
取得費補助:最大50万円
改修費補助:最大80万円
家財処分費補助:最大10万円
●7DK●宅地、山林、田、畑●ひな段地●都市計画区域外●築43年●水洗●豊肥本線三重町駅より約6.2km■木造2階建て。南側に幅約3mの舗装公道。田畑および山林4661坪と原野737坪付き。家屋のみ購入の場合700万円。排水は浄化槽。幼稚園へ約2.1km、小学校へ約1.8km、中学校へ約2km。市役所支所へ約2km、総合病院へ約6.6km、大型スーパーへ約6.8km。
●問い合わせ先:まちづくり推進課 ☎0974-22-1004
田1985坪と畑1170坪付き。このほか、日当たりのよい広めの庭もある。
クリの木も!
畑に10本以上のクリの木が植えられ、秋には直売所に出せそうなほど実るそう。カボスの木も数本ある。
「サトイモ」も育てられます!
豊後大野市では「里丸くん」の愛称で広く栽培されている。
1階西側にある2間続きの和室。合計14畳の広さになり、縁側も含めるとゆったり。
DKとつながる6畳の和室。隣接する土間から庭に直接出られる。
ココは補修が必要
8畳のDK。内装の汚れが目立ち、設備も古い。大きな問題はないが改修が望ましい。
2階建ての蔵。2階はアトリエなどに活用できそう。このほか敷地内には厩舎もあるが、老朽化が激しいので解体が必要かも。
物件の周辺環境
「道の駅みえ」へ車で10分ほど。地場野菜や特産品が買えるほか、隣接する農地でイチゴ狩りや野菜の収穫体験ができる。
担当者に聞く!
豊後大野市での菜園の楽しみ方
四季を通じて栽培が可能
「豊後大野市は豊かな水資源に恵まれ、平野部は年間通じておおむね温暖で、降水量も標準的。米、麦、大豆のほか、市の特産品であるピーマンやサトイモ、サツマイモ、ゴーヤなど、多彩な栽培に適しています」と神志那さん。
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豊後大野市の魅力を紹介!
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