【定住支援策が179項目】大人気移住地の土地106坪・平屋が280万円／名所・温泉・グルメもスゴイ！【大分県豊後高田市】

掲載：2022年12月号

2022年12月上旬の物件情報です。
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大分県豊後高田市（ぶんごたかだし）は、国東（くにさき）半島の西側に位置し、瀬戸内海に面するまち。転入者が転出者を上回る「社会増」が8年連続している大人気移住地で、移住・定住支援策は179項目にも上る。本誌「2023年版　第11回　住みたい田舎ベストランキング」では11回連続ベスト3を達成した。今回はそんな豊後高田市にある280万円の平屋を紹介しよう。

　豊後高田市は山・里・街・海・温泉といった豊かな自然に恵まれ、「日本の夕陽百選」に選定された真玉海岸、四季折々に花が咲き誇る岬「長崎鼻」、新そばが年2回食べられる「豊後高田そば」など、魅力的な名所・グルメが数多く存在する。

　昭和30年代の面影が残る「昭和の町」ではノスタルジックな町並みをボンネットバスが走り、年間約40万人の観光客が訪れる。映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のメインロケ地としても知られる。

移住者が多く、文化財のある豊かな地域

　火祭りで有名な修正鬼会（しゅじょうおにえ）が行われる天念寺や、季節の花々が楽しめる長安寺など、仏教文化の香り漂う地域に立地する木造平屋。JR宇佐駅から車で17分、大分空港から車で約50分、スーパー、病院、温泉まで車で15分以内の好立地だ。

　築40年以上の経年劣化により、床などある程度の補修が必要。玄関横の和室（4.5畳）の天井に雨漏りによる傷みがあるため、改修が必要だ。

　県道沿いにあり、車は、野外に1台駐車可能。住宅裏には、ガーデニングや菜園を楽しめるスペースがあり、倉庫もある。

【物件データ】
大分県豊後高田市
280万円
土地：106坪・352㎡
延床：26坪・88㎡
取得費補助：最大70万円
改修費補助：最大50万円
家財処分費補助：最大10万円

●5DK●宅地●平坦地●都市計画区域外●築42年●汲み取り式トイレ●日豊本線宇佐駅より車で約17分●玄関横の和室（4.5畳）の天井に雨漏り時の傷みがあるため、部分的な補修が必要。駐車場は屋外に1台分。1km圏内に、移住者が経営する古民家カフェや天然酵母パン屋などがある。
●問い合わせ先：豊後高田市地域活力創造課　☎0978-25-6392

6帖が2間つながる和室。豊後高田市は、最大5万円の仏壇撤去補助、最大3万円のハウスクリーニング補助などを受けることができる。

バスルームはシンプル。片方の蛇口で使用するボーリングのモーターが故障しており、取り換えが必要。

トイレは簡易洋式カバーで改修はしているが、汲み取り式。

【大分県豊後高田市の魅力】
179項目の充実支援で納得の人気

　自然豊かで、「昭和の町」や仏教文化、遺跡などが有名な豊後高田市。本誌が毎年発表している「住みたい田舎ベストランキング」では全国で唯一「11年連続ベスト3！」「3年連続全部門1位」の実績があり、きめ細かな定住対策により、移住者を中心に転入者が転出者を上回る「社会増」を実現。花いろ温泉は古代ローマを思わせる洋風、心落ち着く和風の2つの露天風呂が楽しめる。

【天念寺】（写真上から、天念寺、鬼会の里、修正鬼会、鬼の目そば）
天念寺（てんねんじ）は天台宗の寺院。毎年旧暦1月7日（2023年は1月28日）に執り行われる、重要無形民俗文化財にも指定されている火祭り「天念寺修正鬼会（てんねんじしゅじょうおにえ）」が有名だ。鬼は仏や神が姿を変えたもので、鬼を崇めるという全国的にも珍しい火祭りとなっている。天念寺横にある歴史資料館「鬼会の里」では、修正鬼会にちなんだ「鬼の目そば」が食べられる食堂や修正鬼会の迫力が体感できるシアターがある。