【岩手県 奥州市の魅力】
前沢牛や江刺りんごなど、ブランド農畜産物が多い
奥州市は、西側を奥羽(おうう)山脈、東側を北上(きたかみ)山地で挟まれる北上盆地に位置し、中央を北上川が流れる豊穣の大地で農業が盛んです。大自然の恩恵は、全国的に有名なブランドとなっている数多くの農畜産物を生み続けています。畜産品では日本最高峰のブランド牛「前沢牛」、農産品では最高級品として取り引きされる「江刺りんご」や、全国食味ランキング最高評価「特A」23回受賞の「奥州市産ひとめぼれ」などが全国的なブランドとして各方面から高い評価を得ています。
平泉をひらいた奥州藤原氏の初代・清衡(きよひら)の生誕地である奥州市は、古くからの歴史があります。2022年にユネスコ無形文化遺産に登録された風流踊の一つ「鬼剣舞(おにけんばい)」の構成団体(朴ノ木沢念仏剣舞〈ほおのきざわねんぶつけんばい〉、川西大念佛剣舞〈かわにしだいねんぶつけんばい〉)をはじめとした剣舞や、鹿(しし)踊り、神楽などの伝統芸能も盛んです。
【前沢牛】
市内には、ランチでも気軽に前沢牛が食べられるお店が多数あります。毎年6月に開催される「前沢牛まつり」では、前沢牛が格安で販売され、会場で前沢牛を購入された方には、無料で炭やコンロの貸し出しがあり、その場で前沢牛を堪能することもできます。また奥州市には、前沢牛のほかに、いわて奥州牛、江刺牛と3種類もの牛肉の銘柄があります。
【江刺りんご】
果実にしっかりと日が当たるよう、樹高を低く抑える「わい化栽培」で、袋をかけず、一つひとつの果実を見ながら、葉摘みや玉回し(日に当たる角度を変える)をして大切に育てられます。甘さと酸味のバランスがとれた味と品質の高さから最高級品として取り引きされます。旬の江刺りんごを食べれば、今まで食べたリンゴとは一味違う!とわかるはず。
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