【岩手県 遠野市の魅力】
歴史ある馬事文化にふれることができる
米や野菜、肉用牛の生産などを中心とした農業や、市の8割以上を占める森林を活かした林業など、第一次産業を基幹産業に据えています。特に、歴史のある馬事文化については、現在も市内で馬の生産が行われており、本州で唯一の乗用馬市場が開催されています。また、ホップの栽培面積日本一という強みを活かし、近年では「ホップ収穫祭」や「ビアワーケーション」といったビールに関するイベントなどを企画し、盛り上がっています。
市では、移住専門の相談窓口として「で・くらす遠野(観光交流課事務局)」を設置し、移住希望者への対応をはじめ、ポータルサイトでの情報発信や移住フェアへの参加などを行っています。
【ホップ栽培】
遠野市は、ホップの栽培面積日本一。写真はホップの球果で、これがビールの原料となります。近年では、「遠野ホップ収穫祭」や「ビアワーケーション」といったビールに関するイベントなどを企画し、盛り上がっています。
【ジンギスカン】
遠野のソウルフードといえば、ジンギスカン。仲間が集まると、空気穴を空けたバケツでジンギスカンを焼くのが遠野風なのです。一般的なジンギスカンのように先に肉に味付けをせず、焼いた肉にタレをつけて食べます。「遠野ふるさと村」では、里山風景のなかで名物のバケツ・ジンギスカンを味わうことができます(4月末ごろ〜10月末ごろ、要予約)。
【荒川高原】
遠野三山(とおのさんざん)の一つ、早池峰山(はやちねさん)の南麓に広がる荒川高原は、国の重要文化的景観に登録されています。かつて、遠野の基幹産業だった馬産を支えてきた牧場で、今でも多くの馬が放牧されています。
【重湍渓(ちょうたんけい)】
猿ヶ石川(さるがいしがわ)上流にある重湍渓(ちょうたんけい)は、新緑や紅葉の季節は特に絶景となる名所です。巨大な花崗岩(かこうがん)が階段状に侵食され、畳を敷いたような光景が広がっています。
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