秋田県にかほ市は、東北第2位の高さを誇る鳥海山（ちょうかいさん）から日本海まで直線距離約16㎞。その間には変化に富んだ自然が凝縮され、山、海の食材が豊富にあり、山と海を1日で満喫できるコンパクトなまちです。日本の夕陽百選のひとつである象潟（きさかた）海水浴場を有しており、山と海の両方の魅力を併せ持っています。秋田県の中では降雪量が最も少なく、比較的温暖な気候なので、住みやすい地域といえます。また子育て支援に注力しており、保育料は全額無償、18歳以下の医療費も無料となっているほか、様々な支援制度が整っています。
2023年12月の情報です。
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掲載：田舎暮らしの本 2023年10月号
標高2,236m、東北第2位の高さを誇る雄大な独立峰、鳥海山は、市内のどこからでもその姿を望めるまちのシンボルです。海岸から山の五合目まで続く鳥海ブルーラインは格別のドライブコース。高山植物の花畑が見られるシーズンは登山客でにぎわいます。
元滝伏流水（もとたきふくりゅうすい）は、鳥海山に染み込んだ水が長い歳月をかけて溶岩の末端崖から溢れ出す湧水がつくる滝です。滝の大きさは落差約5ｍ、幅約30ｍで、湧き出す水の水温は一年を通してほぼ10度です。夏になると、冷たい湧水と周囲の気温との温度差によって滝のまわりに霧が生じ、コケに覆われた溶岩の表面が霧の中に浮かんだような、幻想的な景観をつくり出します。
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