田舎暮らしの本 Web

  • 田舎暮らしの本 公式Facebookはこちら
  • 田舎暮らしの本 メールマガジン 登録はこちらから
  • 田舎暮らしの本 公式Instagramはこちら
  • 田舎暮らしの本 公式X(Twitter)はこちら

田舎暮らしの本 12月号

最新号のご案内

田舎暮らしの本 12月号

10月31日(金)
890円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

【東出昌大 実録インタビュー④】山の中だけがプライベートな空間。山暮らしで悟った、他人や自分との向き合い方

執筆者:

――そんなときは、どう対処しているんですか。

「まあ、つかず離れずみたいな感じで(笑)。ただ、いずれ自分もそうなるのかなと思うと、『そっか〜』って思いますけど(笑)。多分、人類は至るところでずっと、そういう歴史を繰り返してきているんですよね。山暮らしでは、他人が僕のことをすごく見てくるし、僕だけのテリトリーだと思っているところに、ほんとにスッと入ってくるし(笑)。でも、それはそれですごくいいところもあって。気持ちいい瞬間もあったりするし、まあ難しいですよね」

東出昌大インタビュー_田舎暮らしの本 Web

――そういうテリトリーの問題って、人類にとって永遠のテーマかもしれませんね。

「ヤノマミ族というアマゾンの森の中で暮らす人々は、円形のシェルターで集団生活をしているんですけど、そのシェルター内は完全にパブリックらしいんですよ。自分の家なのに。それで、ほんとにプライベートを守りたいとき、たとえば夜の営みとか排泄するときとかは、森の中に行くんですって。今の暮らしはそれに近いものがあって、僕んちなんて半分公共の場みたいになってるんです(笑)。だから本当に一人になりたいときは、鉄砲を担いで山奥へ向かうことにしています(笑)」

映画『WILL』より ©2024 SPACE SHOWER FILMS
(映画『WILL』より)©2024 SPACE SHOWER FILMS

――それ、かなり面白い考え方ですね。山の中だけがプライベートな空間って。

 ↓↓ 次ページ「東出昌大はなぜ、一人で俳優活動を続けるのか」 ↓↓ 

この記事のタグ

この記事を書いた人

佐藤誠二朗

佐藤誠二朗

さとう せいじろう <編集者/ライター、コラムニスト>  ●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わり、2000~2009年は「smart」編集長を務める。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』(集英社)はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。その他、『オフィシャル・サブカル・ハンドブック』『日本懐かしスニーカー大全』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物も多数。最新作『山の家のスローバラード 東京⇄山中湖 行ったり来たりのデュアルライフ』(百年舎)が好評発売中。

Twitter:@satoseijiro

Instagram:@satoseijiro

Website:https://www.satoseijiro.com/

田舎暮らしの記事をシェアする

田舎暮らしの関連記事

帰省のおみやげならこれ!東京駅でしか買えない限定スイーツ|グランスタ東京の人気手土産【名店の逸品も】

【保存版】群馬の道の駅おすすめ5選|温泉・絶景・グルメが揃うドライブ名所を厳選

完璧をめざす、強くありたいと思う/自給自足を夢見て脱サラ農家40年(78)【千葉県八街市】

田舎暮らしとは「ワーク・イズ・ライフ」である/自給自足を夢見て脱サラ農家40年(77)【千葉県八街市】

貧しさと豊かさと、その真ん中あたりにある田舎暮らし/自給自足を夢見て脱サラ農家40年(76)【千葉県八街市】

【保存版】富山の道の駅おすすめ5選|絶景・海鮮・温泉が全部そろう“最強ドライブ旅”

《シニア専用ハウスあり》《一人暮らし・老後も安心》海山一望の大規模ニュータウン「伊豆下田オーシャンビュー蓮台寺高原」【静岡県下田市】

《シニア専用ハウスあり》《一人暮らし・老後も安心》海も山も一望できる「伊豆下田オーシャンビュー蓮台寺高原」で自分らしく暮らす【静岡県下田市】

迷ったらコレ!ふるさと納税でお得に行く“癒やしの大分旅”|クーポンでお得に旅して、子どもたちの未来も応援!