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田舎暮らしの本 12月号

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田舎暮らしの本 12月号

11月1日(金)
890円(税込)

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「僕は芸人を辞めることにして実家の香川県に帰ることを決めました」→自腹で“祭り”を主催する地元のやり手芸人に!|香川県住みます芸人【梶剛】

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なんでもありの秘密基地「かじ笑店」の誕生と、その活動

僕は高校を卒業してすぐに、香川県を出ました。

 高校までは自転車で行けるような範囲のところしか行けてませんでしたので、香川県で生活していたとはいえ、ほとんど香川県のことを知りませんでした。

 でも、住みます芸人としてUターンで香川県に住んで、あらためていろいろな場所に行くようになって、観光地、食べ物、工芸品など、すごく素敵なものを知ることができて、香川県を好きになりました」。その変化と発見が、香川の魅力を再発見するきっかけとなったという梶さん。

今、住みます芸人としての活動として、テレビやラジオなどのメディアや、イベント出演を中心に活動しているのですが、それ以外に、自分で香川県を盛り上げるためにいろいろな企画を考えて実施しています。

 たとえば、商店街の空き店舗を借りて、イベントなどが行える『かじ笑店』というスペースをDIYで作りました」。イベントをやりたいという方に無料でスペースを貸したりするなど、地元の人々や観光客に笑顔を届けるための“場”を提供しているそうです。

このスペースでは、無料のお笑いライブやイベントを行ったり、素人・プロ関係なく香川で芸術活動をしてる方たちの展示会をしたり、香川で植物やメダカの生産者をしてる方のイベントをしたり、ミニマルシェなどを行ったりと、いろいろな催しをやっているんです。みんなにとって、集まれる場所であり、情報発信ができる場所、“なんでもありの秘密基地”になってくれればいいと思っています。

 ちなみに、『かじ笑店』のシャッターはネゴシックスがデザインしてくれました!

かじ笑店をバックに

「『かじ笑店』で実施した『なんでも交換会』も大盛況でした」

かじ笑店で実施した「なんでも交換会」も大盛況でした

 次ページ:「『かじ祭り』の立ち上げと地域への貢献」 

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