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田舎暮らしの本 12月号

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田舎暮らしの本 12月号

11月1日(金)
890円(税込)

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「僕は芸人を辞めることにして実家の香川県に帰ることを決めました」→自腹で“祭り”を主催する地元のやり手芸人に!|香川県住みます芸人【梶剛】

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「かじ祭り」の立ち上げと地域への貢献

 梶さんは、1万人以上を集客する『かじ祭り』というお祭りを2017年から自費で主催しているといいます。一体、どういった祭りなんでしょうか。

香川県住みます芸人・梶剛が主催する「かじ祭り2019」の出演者集合写真

香川県住みます芸人・梶剛が主催する「かじ祭り2019」の様子

この『かじ祭り』はステージでは芸人のお笑いライブを行い、そのまわりに香川県の“ええもん”“美味いもん”のお店が並ぶというお祭りです。香川県を盛り上げたいという想いで企画しました。2017年~2019年に開催していて、2019年には芸人26組、出店数約130店舗の屋台が登場し、15,000人の観客動員があったんです。ここ数年はコロナ禍の影響で開催を自粛していたんですが、2023年3月末に復活開催しました」。独自の祭りを主催するなど、地域の活性化に積極的です。

香川県住みます芸人・梶剛が主催する「かじ祭り2019」の客席と演者の横側の様子

 その裏側には大変な努力があることでしょう。

企画運営をほぼ一人で行い、出店者募集、保健所や役所や警察などへの申請なども、自分でやっています。

 また、『かじ祭り』はフェスやイベントという意味合いでなく、“地域のお祭り”として新たに提案したものなので、『入場料や駐車料金もすべて無料にする』ということにこだわりました

香川県住みます芸人・梶剛が主催する「かじ祭り2019」の観客席からの様子

地方では、さまざまなことが原因で地域のお祭りがなくなってしまうことがあります。香川県でも同様です。このままでは地方に住む子どもたちは、“お祭り”という文化に触れることができなくなるんじゃないかと危機感を感じたんです。

 だから、『なくなってしまったなら、また新しくつくって、これからの世代で守っていかなきゃダメなんじゃないか』と奮起したのが『かじ祭り』を実施しようとしたきっかけです

 次ページ:「テレビの枠を買ってまでも地方のエンタメを盛り上げる!」 

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