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田舎暮らしの本 11月号

最新号のご案内

田舎暮らしの本 11月号

10月3日(木)
890円(税込)

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

タイパも抜群!「1坪ミニ菜園」が超オススメ/広さ2畳でOK、土づくりが楽、多品種栽培、除草も楽チン!

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ミニ菜園のつくり方は簡単! 3ステップのみ

1)枠をつくる
   ↓
2)土・資材を入れる
   ↓
3)ひもを張る

8月のミニ菜園の様子8月のミニ菜園の様子。野菜の生育に適した土でぐんぐん育ちます。

 

畳2枚分というミニ菜園の広さの理由


枠に40~50㎝間隔で釘を打って、ひもを引っかけます。自然素材の麻やシュロのひもが見た目にも好相性です。

理由1 木材の規格でつくれる

 木材の寸法には規格があり、おおむね4m、2m、1.82mの長さで販売されています。1.82mというのは中途半端な長さですが、これは昔ながらの尺貫法に由来した長さで、畳の長辺に相当する6尺が約1.82mです。つまり2m×2mの枠なら、木材を切らずにそのままのサイズで効率的に使うことができます。

理由2 4×4マスに区切ると16品目を栽培できる

 枠にひもを張って4×4マスに区切ると、隣り合うマスの中心から中心までの長さは40〜50㎝になります。これは1マスに1つの野菜を植えつけた場合の株間に相当します。トマトやキュウリ、キャベツ、ジャガイモ、ダイコンなど、多くの野菜において40~50㎝はちょうどいい株間です。

ミニ菜園は区切ったなかをうまく活用
ひもの代わりに板を使ってマスを区切ったミニ菜園。トマトやキュウリの支柱には竹を利用しています。

理由3 枠の中まで手が届くので、管理しやすい

 枠の大きさは庭や畑の広さによってアレンジもできますが、広すぎると枠の中に入って作業しなくてはならず、管理が大変なうえに土を踏み固めてしまう恐れもあります。その点で2m×2mは広すぎず、狭すぎず、一日の空いた時間でサッと作業ができるサイズで、枠の外側から中まで手が届くので管理も楽なのです。

ミニ菜園なら手が届きやすい
ひもを張って栽培スペースを見える化することで、植えつけや収穫の時期が異なる野菜を一緒に育てても管理しやすくなります。

理由4 小さな庭や市民農園にぴったり

 2m×2mはおよそ畳2枚分の広さに相当し、住宅地の小さな庭や広さの限られた市民農園でも設置しやすいサイズです。庭の形に合わせて2×8マスの長方形にしたり、広さに余裕があれば2〜3枚のミニ菜園を組み合わせてレイアウトしたりもできます。南北に畝が並んだよくある畑より、きっと見た目も素敵になるに違いありません。

ミニ菜園を組み合わせて畑に
何枚かのミニ菜園を組み合わせれば、野菜の自給率も上がります。庭の景観としてもおしゃれです。

 

『育てやすい&たくさんとれる 一坪ミニ菜園入門』
『育てやすい&たくさんとれる 一坪ミニ菜園入門』
著者名 和田義弥
発売日 2024年2月19日
定価 1980円(本体1800円)
ISBN 9784635580519
判型 B5判
ページ数 128ページ

 一坪(畳2枚分)のミニ菜園の作り方と使い方、人気の定番野菜64種の育て方をまとめた、ミニマムな野菜づくりが丸ごとわかる決定版! 家庭菜園専門誌の人気連載から生まれた「一坪ミニ菜園」は、1坪のスペースに16のマスを作り、ワンシーズン16品目、年間32品目を効率よく育てられます。育てやすく、たくさんとれる! 家庭菜園がおもしろくなること間違いなしの菜園術です。
◎無農薬・無化学肥料 ◎人気野菜64種の育て方付き

 
和田義弥(わだよしひろ)

1973年生まれ。フリーライター。20~30代にオートバイで世界一周。40代を前に茨城県筑波山麓の農村で暮らし始める。約5反の田畑で米や野菜を自給し、ヤギやニワトリを飼い、冬の暖房は100%薪ストーブでまかなう自給自足的アウトドアライフを実践。著書に『増補改訂版ニワトリと暮らす』(グラフィック社)など。
https://www.wadayoshi.com/

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  • 長さ約2mの木材で作った枠の内側にひもを張ってマスをつくり、1マス1品目を基本に栽培する。
  • 春のミニ菜園。コマツナやチンゲンサなどは、3月に種をまくと40日ほどで収穫できる。
  • ミニトマト、ナス、オクラ、モロヘイヤなどが育つ夏のミニ菜園。無農薬、無化学肥料にもこだわる。
  • たった1坪でも夏野菜の収穫のピークには、これくらいの収穫が期待できる。
  • 支柱を立てて、つるを上に誘引すればスイカやカボチャも栽培できる。
  • 8月のミニ菜園の様子。野菜の生育に適した土でぐんぐん育つ。
  • 枠に40~50㎝間隔で釘を打って、ひもを引っかける。自然素材の麻やシュロのひもが見た目にも相性がよい。
  • ひもの代わりに板を使ってマスを区切ったミニ菜園。トマトやキュウリの支柱には竹を利用。
  • ひもを張って栽培スペースを見える化することで、植えつけや収穫の時期が異なる野菜を一緒に育てても管理しやすい。
  • 何枚かのミニ菜園を組み合わせれば、野菜の自給率も上がる。庭の景観としてもおしゃれ。
  • 『育てやすい&たくさんとれる 一坪ミニ菜園入門』

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田舎暮らしの本編集部

田舎暮らしの本編集部

日本で唯一の田舎暮らし月刊誌『田舎暮らしの本』。新鮮な情報と長年培ったノウハウ、田舎で暮らす楽しさ、心豊かなスローライフに必要な価値あるものを厳選し、多角的にお届けしています!

Twitter:@inakagurashiweb

Instagram:@inakagurashinohon

Website:https://inakagurashiweb.com/

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