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田舎暮らしの本 2月号

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田舎暮らしの本 2月号

1月4日(土)
990円(税込)

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【この軽トラがすごい!】オシャレに変身!街乗りOK!趣味に仕事に大活躍! いまスズキの軽トラックが大注目されている理由とは? 超進化した魅力を専門家が徹底解説!

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使い勝手のいいデッキや頑丈な車体を持つ軽トラックはこのところ一般ユーザーからも大きな注目を集めている

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趣味から仕事まで、軽トラックはその使い勝手の良さと頑丈さで大注目を集めています。特に、スズキの「スーパーキャリイ」は、その広いキャビンと効率的な荷物運搬能力で近年、どんどん話題になっています! この記事では、軽トラックの進化とその魅力、そして特に人気の高い「スーパーキャリイ Xリミテッド」について詳しく解説します。軽トラックの可能性は無限大、その魅力をぜひご覧ください。

 広く使い勝手のいいデッキ(荷台)や頑丈な車体を持つ軽トラックは、小回り性もいいことから、このところ一般ユーザーからも大きな注目を集めています。これまでも地方では荷物を運搬するための仕事道具であるとともに、日常のちょっとした移動の「下駄代わり」、さらにはいざというときの頼れるクルマとして、仕事と生活の両方で重宝されてきましたが、最近では装備や仕様が充実化され、なにかと荷物の多い週末の趣味の相棒としてもますます使いやすくなってきています。荷物が雨で濡れる心配のない軽バンは以前から人気が高いですが、その積載能力、大きな荷物の積載性では、やはり軽トラックには敵わない!という優位性もあります。

「効率よく荷物を運ぶことができる車両」軽トラック

 軽トラックは「効率よく荷物を運ぶことができる車両」として、日本のモータリゼーションを支え、その目的に特化して進化してきました。現行モデルは限られたサイズのなかで最大の広さを実現するためにキャビンの下にエンジンを縦置きするキャブオーバーを採用、後輪を駆動する2WDを基本に、悪路で使用されることも多いため四輪駆動モデルも設定されています。

 軽自動車規格のためボディサイズは小さく、ホイールベースも短いため回転半径が小さく狭い道路でも取り回しが楽なのが大きな特徴。一方で車両価格や維持費が安いのも大きなポイントで、基本メカニズムはシンプルですが、ユーザーの要望に応えてトランスミッションはMTのほか、現在ではATも設定されているほどです。

軽トラックはホイールベースも短いため回転半径が小さく、狭い道路でも取り回しが楽

 軽自動車規格いっぱいの荷台はとにかく広く、三方開きで低く設定されているので荷物の積み降ろしも楽々。「効率よく荷物を運ぶ」ことを目的としているため、構造はシンプルですが、頑丈にできていて、壊れにくく、壊れても修理が簡単なのも魅力です。

荷台はとにかく広く、三方開きで低く設定されているので荷物の積み降ろしも楽々

とくに注目されるキャビンを拡大した軽トラ「スーパーキャリイ」

最近話題のスズキ「スズキ スーパーキャリイ」

 そんな注目の軽トラックのなかでも、最近話題となっているのが「スズキ スーパーキャリイ」。スズキ キャリイは1961年にスズライトの商用モデルとしてデビュー、現行は2013年に登場した11代目となっています。

 2018年5月に登場したスーパーキャリイは、キャビンを拡大して室内空間を広げたモデル。巨大なキャビンを持つ、まさに「スーパーなキャリイ」。荷台だけではちょっと使いにくいというユーザーには格好のモデルです。

2018年5月に登場したスーパーキャリイは、巨大なキャビンを持つ、まさに「スーパーなキャリイ」

 乗車定員は2名のまま変わらないですが、シート後方にスペースを設けたことで、運転席を前後に180㎜スライドすることができるほか(キャリイは140㎜)、リクライニングも運転席で最大40度まで倒すことが可能になりました。また、助手席前倒し機構が搭載され、シートバックをテーブルとして使える工夫も盛り込まれています。軽トラのインテリアは簡素で、シートも簡易な作りですが、このリラックスできる広いキャビンは魅力的です!

シート後方にスペースを設定。リラックスできる広いキャビンがスーパーキャリイの魅力のひとつ

助手席シートバックはテーブルとして使用でき、休憩時やランチシーンなどに活躍。タブレットPCを立てかけることもできる

 荷台では突然の雨などで困ることもあるので、ちょっとした荷物を置くこともできる空間は便利だし、キャビンが拡大したことでデザインのバランスがよくなり、乗用車っぽいスタイリングとなっています。

 インテリアでは収納スペースも充実していて、ハイルーフ仕様なのでオーバーヘッドシェルフも用意。

 キャビンを拡大した分だけ荷台長は短くなっていますが、キャビンの下側はえぐられた形状になっているので、荷台フロア長そのものはキャリイと55㎜しか変わらない。高さのない長尺物であれば、キャリイと同様に積載できるというわけです。

↓↓なかでも人気が高いモデルが存在!↓↓

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この記事を書いた人

近藤暁史

近藤暁史

こんどう あきふみ|編集・ライター。男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!

Website:https://office-mushroom.com/

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