今年も残すところあと半月ほど。年の瀬が迫るにつれて、「大掃除をしなきゃ」という思いも高まってきますよね。しかし、やったほうが良いとわかっていても「重い腰が上がらない」という声もちらほら聞こえてきます。そんな人にこそおすすめしたいのが、家にある材料を使って掃除を始めてみること。わざわざ掃除道具を買いに行かなくてもできて、思っていたよりも簡単とわかれば、その他の場所の大掃除も軌道に乗っていくことでしょう。そこでこの記事では、家にあるあの食品を使った「キッチンお掃除術」をご紹介します。
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換気扇やコンロまわり……しつこい油汚れには「重曹」が万能
炒め物や揚げ物など料理には欠かせない油は、キッチン汚れの代表格といえるのではないでしょうか。調理後すぐに掃除すれば簡単とわかっていても、毎日のお掃除は面倒くさい……というのが本音。気づけばしばらく放置してしまったという人も多いはずです。
また、コンロだけでなく、壁や床にも意外と油は飛びはねてしまっているもの。歩いたり触ったりしたときに気になる、べたつきの原因になっているともいわれています。
そんな油汚れに効果的なのが「重曹」。酸性である油汚れをアルカリ性の重曹が中和し、汚れが落ちやすくなるといわれているんです。
ここでは場所別に、重曹を使ったお掃除術をチェックしていきましょう。
|換気扇
【換気扇のお掃除】 <手順> |
大がかりなお掃除が必要と思いがちな換気扇も、実は、重曹水に浸けおきするだけ。
まずは、電源プラグを抜いて換気扇を外すところからスタートします。動いてしまうとキケンなので、必ず電源プラグを抜いてから作業を始めましょう。
シンクにパーツ全体が浸るくらいのお湯を溜め、重曹を大さじ3程度入れます。
あとは、外した換気扇のパーツを重曹を入れたお湯に浸し、冷めるまで放置しておけばOK。汚れをスポンジなどで落として、完全に乾かしてから元通りに取り付けましょう。
|コンロの五徳
【五徳のお掃除】 <手順> |
コンロに飛んでしまった油を簡単に拭き取るくらいはできても、鍋が直接触れる五徳の汚れは放置しがちという人も多いのではないでしょうか。毎日やらなくても大丈夫な場所とはいえ、長い間お手入れをしておらず、汚れがこべりついてしまっているケースも少なくありません。
そんな五徳のお掃除も、換気扇と同様に重曹を入れたお湯への浸けおきが効果的。温かいお湯に浸けておくことで汚れが浮きあがり、スポンジなどで簡単に取り除けるようになるといわれています。
洗い終わったらしっかりと水気を拭き取り、元通りに取り付ければ終了。浸けおきだけでは取れない汚れの場合は、さらにお湯の温度を上げて、五徳と重曹、お水を入れた鍋を沸騰させて放置すると、より取れやすくなりますよ。
|キッチンの壁や床
【壁や床のお掃除】 <手順> |
油によるべたつきが気になるキッチンの壁や床のお掃除には、重曹水がベスト。水100mlにつき、小さじ1程度の重曹を入れた重曹水で雑巾などを濡らして拭くだけで、簡単にさっぱりとさせることができます。
キッチンにある食材で……という趣旨からは離れてしまいますが、100円ショップやホームセンターなどでは重曹水を浸したシートや、重曹スプレーも販売されているので、こちらを使って拭き取るのもおすすめです。
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